下痢と便秘は腸の動きが悪くなったり腸の粘膜がダメージを受けて起こるのですが、食欲不振や吐き気が生じることで水分量が減りこれらに拍車をかけます。
便秘には便を軟らかくする酸化マグネシウムが効果的で緩下剤を使うと下痢に転じてしまう危険があります。また抗がん剤の中でもカンプト、トポテシン(ともにイリノテカン)は下痢になりやすいといわれています。
もし下痢になったら、昔からの薬のビオフェルミン、タンナルビン、アドソルビンが効果的です。これらの薬で治る程度なら軽度ですが、何十回も下痢をするようなら、腸運動を抑制するロペミンに抗コリン薬のブスコパンを使用して早く止めます。
下痢がおさまったらすぐに薬を止めないと、また便秘になりますので、タイミングを見ながらさじ加減を覚えましょう。また多少つらくても、水分の補給を心がける、身体を動かすことも大切です。
徐々に自分でコントロールできるようになるので、これらの薬を主治医に出してもらって用意を整えてうまく制御し、快適に過ごせるようになりましょう。
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