手強い相手に対処する「獲得免疫」のシステムとは

獲得免疫システムの流れ

①敵の情報を受け取る
ヘルパーT細胞やキラーT細胞が敵の抗原の情報を受け取ります。

②実行部隊が発動する
ヘルパーT細胞から指令を受け取ったB細胞と、キラーT細胞が、働き始めます。

③目標を攻撃する
敵の抗原を記憶したB細胞、キラーT細胞は、敵を攻撃します。敵の抗原を把握しているので、体内をめぐって、隠れている敵や、自然免疫の目をかいくぐった敵もしとめることができます。

④敵の情報を記憶しておく
免疫細胞のなかには、敵の情報を記憶しておく役割を担っているものがあります。これらの細胞は、敵の抗原を記憶して、次の侵入に備えます。

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