T細胞は、「胸腺(Thymus)」で成熟するためこの名があります。
ただし、胸腺で訓練を受けたリンパ球のうち、T細胞として送り出されるのは、たった5%ほどだけです。T細胞は、免疫の中心を担うエリート集団なのです。
・骨髄で生まれ、胸腺に移動する
T細胞のもととなる細胞は、ほかの血球成分と同様、骨髄で生まれ、胸腺に移動します。
・胸腺で「訓練」を受ける
胸腺では「自分」と「自分ではないもの」を見分け、自分ではないものを攻撃する訓練を受けます。強い攻撃力があっても、相手を見分けられなければ、自分の体を傷つけるおそれがあるためです。
・5%ほどがT細胞に成長する
自分ではないものを見分ける力をつけた細胞だけが、T細胞に成熟します。それ以外の未熟な細胞は、胸腺で破壊されてしまいます。
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