「抗体」は、獲得免疫のチームメンバーであるB細胞が異物を攻撃する際に使う武器です。
「抗体療法」は、がんに合う抗体を体外で合成し、投与する治療法です。がんの抗原にはたくさんの種類がありますが、特定の抗原にターゲットをしぼり、単一の抗体を大量につくります。
このようにしてつくられた抗体を「モノクローナル抗体」といいます。
■一部のがんで標準治療に使われている
抗体療法は、現在、日本では3種類のがんで、モノクローナル抗体が治療薬として使われています。(乳がん、悪性リンパ腫、大腸がん)また、海外では使われていても、まだ日本では承認されていないものもあります。
■抗体が免疫反応をアップさせる
抗体は、がんを取り囲んで自滅させたり、増殖を抑えたりします。さらに、抗体が抗原と結合すると、その刺激で免疫の仕組みががんを攻撃するように働きます。
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どうすれば、がんは治せるのか!?
標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる?
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