病気の説明や治療方法などは初めて聞く言葉も多いので、むずかしく感じることと思います。
一度で理解できなくて当然なので、次回の受診時に不安に感じていることやわからないことを質問して、理解しながら、次の段階に進みましょう。ただし、念頭に入れておいていただきたいことがあります。主治医と話をする時間はいくらでもあるわけではない、ということです。
主治医は、あなたの医学的な疑問にはできる限り答えてくれると思いますが、あなたの不安な気持ちを何でも聞いてくれて、解決してくれるわけではありません。不安を感じているのなら、その気持ちをぶつけるのではなく、何が不安なのかを整理して伝えていきましょう。
逆に、何を質問したらよいかわからない方もいると思います。そんなときは、下記の項目からいくつか選んだり、応用して主治医に質問してみましょう。あなたが感じている症状や、希望を伝えておくことも大切です。治療方法を判断するのに必要な情報ですので、受診前にまとめておきましょう。
■病院に行く前に確認しておくこと
・家族構成
・自分の既往歴
・祖父母、父母、兄弟の既往歴
・痛みや自覚症状
・不安に感じていること
・希望(入院回数をできるだけ減らしたい、できるだけ、副作用の少ない治療方法にしてほしいなど)
■主治医への質問(自分の身体について)
・何のがんですか?
・どこの部位にできていますか?
・大きさと数は?
・がんのステージ(病期)は?
・転移していますか?
・どこに転移していますか?
・検査結果
・検査結果の数値のコピーをください
・治療方法は?
・それをすすめる理由は?
・その他の治療方法はありますか?
・入院する回数は?何回くらい仕事を休むことになりますか?
・治療費の目安は?
・治療の成功率は?
■主治医への質問(手術後について)
以下の中から、気になっていることを選んで訊いてみましょう。
・手術後は、今まで通りの生活が続けられますか?
・手術後の合併症や後遺症の心配はありますか?
・リハビリは必要ですか?
・仕事や職場復帰はいつごろになりそうですか?
・再発の可能性はどのくらいありますか?
・再発した場合、どのような治療をするのですか?
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