乳房温存術というと、まったく乳房を切除しないような印象がありますが、縮小手術という意味であって、切除しないわけではありません。
目安となるのはしこり(がんの中心部分)が3センチ以内で、乳頭から2センチ以上離れているケースです。
しこりの周りのひろがりを考慮に入れて、乳房の4分のl以内の体積の切除で取り切れると予測できる乳がんも対象になります。それ以上の大きいがんでも手術前に抗がん剤投与をし、がんが小さくなったところで温存術を行うこともあります。
乳房再建術という方法もあるので、乳房温存術ができない場合はこれらの方法を検討する必要があります。
温存術の種類は主に3つで、腫瘤摘出術、円状部分切除術、扇状部分切除術の順に切除する範囲は大きくなります。
乳房温存術が適用にならない場合は、乳房切除術(全摘出)を行います。
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