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乳がん

乳がんにおける収束超音波療法

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収束超音波療法は、一点に超音波を集中させて、その熱で病巣を熱凝固させる治療法です。虫眼鏡で、太陽の熱を集中させて紙を焼くようなしくみです。

超音波の通り道では超音波の影響が少ないですが、超音波が集中した部分では強い熱が出て、がんを焼き殺すことができます。この治療法はすでに子宮筋腫の治療法として利用されています。

この場合は、あらかじめMRIで乳がんを撮影し、その画像をもとにコンピュータで治療計画を立てます。そしてMRIで見ながら治療を行います。超音波が収束する焦点の大きさは決まっているので、繰り返し照射して、がん全体をカバーします。1回の照射にかかる時間は2分ほどです。

1~2cmの大きさの乳がんを焼く場合には、周囲に最低でも5mmぐらいの安全域をとって焼くので、だいたい全部に当てるのに1時間ほどかかります。これは、MRIという精度の高い画像診断装置を使って治療ができるのが利点です。

乳がんの範囲をあらかじめ知ることもでき、超音波の照射も1mm単位の精度でコントロールできます。治療中も画像を見ながらリアルタイムでがんの温度が上がっているかどうかを確認できます。

焼け残った部分がないかどうかも、治療前後のMRI画像を比較するとわかります。もし、怪しい部分があればもう1度行います。この治療法は現在、世界的な臨床試験が行われています。

日本の臨床試験では、平均1.3cmの乳がんを収束超音波療法で治療し、そのあとに乳房温存療法を実施して、摘出した組織を調べたところ、約97%のがんが壊死していたと報告されています。つまり、ほとんどのがん細胞が収束超音波療法で死んでいたのです。

世界でも、いくつかの報告がありますが、かなり高い治療成績が報告されています。そこで、アメリカ食品医薬品局でも収束超音波療法にしぼって局所療法の研究をはじめました。今のところ、最も期待される局所療法だといえます。

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どうすれば、がんは治せるのか!?

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