乳がんが骨に転移していないかどうかを調べる検査で、アイソトープ(放射性同位元素)を血管に注入して、それが骨に沈着する様子を撮影します。
がんがあると、骨の再生が盛んに行われるためにアイソトープが沈着しますが、骨折や炎症のときにも同様に沈着します。ですからアイソトープが沈着したからといって、すべてががんとはいえません。
乳がんの骨転移は直接生命にかかわることはありませんが、転移のために骨が弱くなって圧迫骨折を起こすと、神経が圧迫されて下半身マヒになることがあります。
骨転移を早く発見することができれば、がんの進行を抑えるために抗がん剤やホルモン療法剤を投与したり、骨が弱くなるのを防ぐためにホルモン剤やビスホスホネート製剤を使うなどの方法があります。
生命に直接かかわらなくても、患者のQOLという点では意味があるといえるでしょう。欧米では骨シンチグラフィーをまったく行わない医療機関が多いのですが、日本では手術前や経過観察で行うところが多いようです。
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どうすれば、がんは治せるのか!?
標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・
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