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がんを治すための「たった1つの条件」とは?

乳がん

乳がんの局所進行がんの状態と治療方法

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局所進行乳がんとは、進行はしているが、遠隔転移のないものをいいます。

一般にはステージ3が局所進行乳がんとされ、次のいずれかにあてはまるものをさします。

・しこりの大きさが5cm以上で、腋窩リンパ節がはれている。
・しこりの大きさにかかわらず、腋窩リンパ節が癒合(くっつき合うこと)してはれている。
・がんが皮膚や筋肉に浸潤している。
・胸骨傍リンパ節に転移している。
・鎖骨上リンパ節に転移している。(この場合はステージⅣに分類する場合もある)

多臓器には転移はしていないので、乳房とリンパ節領域の変化以外には症状がありません。局所進行乳がんの治療については、ハルステッド手術やさらに手術範囲を広げた拡大手術が盛んに行われていた時代もありました。

しかし、それでも高い確率で再発が起こるため、手術だけの治療では不十分であるということがしだいにわかってきました。また、手術に放射線照射を併用した場合も、局所再発は減るものの生存率の上昇に結びつきませんでした。

このことから局所進行乳がんでは、検査上はがんを発見できなくても、すでに微小な遠隔転移があるというのが専門家の共通の認識となりました。現在では局所進行乳がんについては手術、放射線療法、化学療法、ホルモン療法と、すべての方法を組み合わせた集学的治療を行うことになっています。

現在、局所進行乳がんの治療は、「術前化学療法→手術→術後化学療法→放射線療法±ホルモン療法(±とは行う場合と行わない場合があるということ)」という順序で行われることが多いのですが、実のところ、どんな順序がベストなのかはわかっていません。

最初に化学療法を行うのがよいのではないかという意見の背景には次の理由があります。
■抗がん剤の効果が、しこりの大きさの変化をみることで具体的にわかる。また、抗がん剤の効果がない場合には、中止するかほかの薬剤に変更できる。

■手術後に、切除した腫瘍やリンパ節を顕微鏡で検査することにより、がん細胞に対する抗がん剤の効果を確認することができる。このことは、予後(治りやすさ)の目安になるだろうといわれている。

■がん細胞は時間とともに遺伝子変異を起こしていくため、時間がたつほど抗がん剤に対する抵抗性を獲得する可能性が出てくるとの説がある。したがって遠隔転移に対する治療はなるべく早く始めたほうがよいといわれている。

■原発巣は転移巣の増殖を抑える因子を出していることがあり、手術をきっかけにして、転移巣が増殖するとの説がある。術前化学療法は増殖前に転移巣にダメージを与えることができる。

■抗がん剤によりしこりが小さくなれば、乳房温存療法ができることもある。

今まで行われてきた臨床試験の結果からは、術前化学療法を行うことでより高い効果が得られるとの結果は明らかではありませんが、少なくとも術後治療と同等の効果があることは認められています。

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どうすれば、がんは治せるのか!?

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本当にがんは治せる?

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がんを完治させるための5つのルール

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がんを治すための「たった1つの条件」とは?

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