香辛料として、また止血作用や健胃作用、利胆作用、抗ウイルス作用のある薬として利用されているターメリック(和名はウコン)には、黄色色素のクルクミンが含まれています。
カレー粉の黄色やタクアンなどの食品に添加される着色料の黄色は、クルクミンによるものです。このクルクミンを肌に塗ると、表皮細胞に含まれるチロシナーゼ(紫外線を吸収することによってメラニン色素の生成を促進する酵素)の作用が抑えられて皮膚がんを予防することが、動物実験によって証明されました。
さらに、クルクミンを体内にとり入れると、腸内でより強力な抗酸化及びがん抑制作用を持つ「テトラヒドクルクミン」という物質に変わることがわかりました。
クルクミンが代謝されることによってできるこの物質は、遺伝子が傷ついてがんの芽ができるイニシエーションの段階と、がん化が促進するプロモーションの段階の両方に作用すると見られており、発がんのあらゆる過程に有効性を示すことが期待されています。
動物実験では、大腸がん、肺がん、腎臓がんなどに対する効果が確認されています。
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