<主ながん予防成分>
・カロチノイド(β-カロチン)
・ビタミンC
・テルペン
南ヨーロッパの原産で江戸時代初期にオランダ人が伝えたことから「オランダセリ」とも呼ばれています。葉は料理のつけ合わせや香辛料として広く用いられます。パセリ特有の香気成分は、「アピオール」「ミリスティシン」と呼ばれるテルペン類です。
このテルペンには、発がんを抑制したり、がん細胞の増殖を抑える働きがあるだけでなく、脳の摂食中枢を刺激して食欲をコントロールしたり、発汗作用、利尿作用、保湿作用などがあります。
また、パセリはビタミンCとβ-カロチンを大量に含んでおり、少ない量でも効果的にこれらの成分を摂取することができます。ビタミンCを多くとるためには生の状態で、β-カロチンを多めにとりたいときには妙め物に利用するとよいでしょう。料理の彩りとしてだけではなく、積極的に食べる工夫をしましょう。
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