がんと「遺伝」との関係について、特に消化器のがんの中で、大腸がんの中に、遺伝によってなるがんがあることがわかっています。
大腸ポリープのある人は、家系的にポリープができやすく、大腸がんになりやすい家系であることも多いのです。最近では、生まれつき大腸ポリーブができやすい遺伝子を持っているかどうか遺伝子診断ができるようになっています。
この遺伝子を持っている人が、一生のうちに大腸がんになる確率は90%といわれており、がんの予防のために、大腸を全部取ってしまうこともあるくらいです。
一方、大腸がんの中にも、遺伝とは無関係のものもありますし、ほかの消化器のがんについては、遺伝によるものが原因であることは少ないとされています。胃がんや大腸がんの患者の中には、両親やおじいさん、おばあさん、おじさん、おばさんが同じがんだったという人が多くいます。
これは、家族であれば食生活や環境、生活習慣が似ていることと関係があると考えられます。「がん家系」というのは、もともとがんになる遺伝子を親から受け継いだというだけではなく、がんになりやすい生活習慣を持っているということでもあります。
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