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肺がん

肺がんの気管支鏡検査

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気管支鏡検査は肺がんの確定診断になくてはならない検査です。

現在使用されている気管支鏡はほとんどが気管支ファイバースコープと呼ばれる細くて、やわらかく柔軟性のある器具です。胃カメラを細くしたのが気管支鏡と考えてよいでしょう。気管支鏡は気管支が3回分岐する亜区域支と呼ばれるところまで、直接気管支の中を観察することが可能です。

3mm径の細いファイバースコープを使えば、さらに奥の気管支まで観察することができます。気管支鏡検査の役割は2つあります。1つはがんの確定診断をつけることです。つまり、がんと疑わしい病巣から組織や細胞を取ってきてそれを病理検査、細胞検査をしてがんであることを診断することです。

この診断でがんの確定診断とともに組織型がわかります。もう1つは、がんの浸潤範囲を明らかにすることです。気管支鏡で見える範囲にがんがあればその場所、浸潤範囲を正確に知ることにより、手術の適応があるかどうか、どのような手術を行うべきかの大切な所見が得られます。

また、肺門部の早期肺がんかどうかの判定も気管支鏡検査で行われます。実際の気管支鏡検査にあたっては、検査の前の飲食は禁止です。検査の前には唾液の分泌などを抑える注射をして、のどにスプレーによる局所麻酔を行います。通常はキシロカインという麻酔薬を用います。また、検査による苦痛を軽減するために麻酔薬を注射することもあります。

しかし、のどの麻酔が十分に行われれば、気管支鏡検査はさほど苦しいものではありません。気管支鏡は口あるいは鼻腔を通してのどから気管、気管支へと挿入されます。気管、気管支の観察により病変が見つかればがんの組織を採取します。

病巣が気管支鏡で見えない肺の末梢にある場合には、テレビモニターを見ながら気管支鏡の鉗子口から入れた生検鉗子で、病巣を確認して病変の組織を採取します。同様にブラシによる細胞診も行います。

このような方法を「テレビ透視下肺生検」といいます。この方法はがんの病巣を直接見て、病変の組織を取るわけではないので、小さながんの場合にはうまく病巣を採取できないことがあります。

そのような場合には、手術前の確定診断は行わずに、手術中に直接、病巣を見たり触ったりしたうえで、生検を行い、手術中に、迅速に病理診断を行い、がんの確定診断をします。気管支鏡で病巣が直接見える場合は15~20分くらいテレビ透視下肺生検の場合には30分くらいかかります。

気管支鏡検査の合併症としては生検時の出血がありますが、多量の出血が起こることはほとんどありません。気管支鏡検査は苦痛を伴う検査と思われていますが、十分な麻酔と検査技術の向上により、最近では患者さんにあまり苦痛を与えずに検査することが可能になりました。
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