大腸がんからの肝転移や肺転移の場合、転移先の臓器に病巣が1個だけ出るという「孤立性転移」であれば、切除すれば治癒の確率が高くなります。しかし、転移再発がすべて孤立性のタイプとは限りません。
また、たとえ孤立性転移の場合でも、転移巣にがん細胞が1個見つかったら、少なくない数のがん細胞が全身に広がっている可能性があります。つまり、たまたま見つかった1個を切除しても、根治的な治療ができたといえないわけです。
もし、まるごと転移巣を切除しても、残っている臓器のほうが多いため、次にがん細胞がどこから顔を出すかわかりません。このように、残っている臓器から再発することを「残肝再発」や「残肺再発」と呼びます。
肝臓や肺へ転移する場合の8割に見られます。がんが出てくるたびに切除していても、体のほうが先に弱ってしまうため、この場合にはほかの治療法(抗がん剤治療など)を考えることもあります。
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どうすれば、がんは治せるのか!?
標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる?
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