ビタミン類は、人間のからだにとって「潤滑油」のようなものです。
なかでも、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEには、発がんを防ぐ働きもあることが知られています。また、野菜などに含まれる繊維質にも、同じような効果があります。
緑黄色野菜に多く含まれるベータ・カロテン(体内でビタミンAに変わる)やレバーなどに含まれるビタミンA、緑茶や緑黄色野菜に含まれる植物成分のポリフェノールなどは、発がん促進物質の効力を下げ、がんの発生を防ぐ作用のあることが動物実験などから明らかになっています。
また、カロテンやビタミンAを含む食品をたくさん食べることで、肺がん、膀胱がん、喉頭がん、胃がんなどにかかりにくくなることが知られています。
<ビタミンA・カロテンを多く含む食品>
にんじん、ほうれんそう、こまつな、しゅんぎく、にら、レバー、うなぎ、バター、チーズなど
<ビタミンCを多く含む食品>
パセリ、ブロッコリー、ピーマン、たかな、ほうれんそう、いちご、キウイフルーツ、かき(果実)、レモンなど
<ビタミンC・ビタミンE>
ビタミンCというとレモンを思い浮かべますが、パセリやピーマン、いちごなどにも多く含まれています。食品に含まれる物質同士が体内で反応しあって、発がん物質がつくられる場合があるのですが、ビタミンCにはこの反応を抑える働きがあります。らっかせいや胚芽米などに含まれるビタミンEにも同じような作用が認められています。
<ビタミンEを多く含む食品>
らっかせい、胚芽米、大豆、ごま油、いわし、うなぎ、卵など
これらのビタミンや繊維成分を、自然の食品の中からしっかりとりましょう。ビタミン剤などに頼らずに、いろいろな野菜をたくさん食べましょう。
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