超音波とは人間の耳には聞こえない波長の音をいいます。
その超音波を臓器や組織に当て、反射の状態を画像にして病気の診断をするのが超音波検査です。あおむけに寝た姿勢で、乳房にジェルを塗り、プローブ(探触子)を当てて動かしながら、得られる画像を見ていきます。
ほとんどのしこりが黒っぽく映し出されるので、その形や大きさなどを知ることができます。高性能の超音波診断装置であれば、自己検診では発見するのがむずかしい数ミリのしこりを発見することも可能です。
しかし、超音波検査は、石灰化の検出には向いていません。若い人は乳腺が発達していて、マンモグラフィーでは乳がんを鮮明に映すことがむずかしいのですが、超音波検査は年齢による差がありません。また、マンモグラフィーはX線で撮影するので、被曝の点で、若いころからたびたび行うことには問題があります。
超音波検査ではその心配もないので、若い人の乳がん検査として特に有用です。妊娠中の女性でも安心して検査を受けることができますし、検査の際に痛みを伴わないというメリットもあります。ただ、乳房の非常に大きい人の場合は、乳がんが見つけにくい傾向があります。
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