乳がんを宣告されると、命を失うことへの恐怖とともに、乳房を失うかもしれないという二重の恐怖や不安にさらされます。
でも、たとえ乳房を切除したとしても、再建によってとり戻すことができます。日本ではまだまだ再建例が少ないせいもあり、乳房再建というと特別なことに思う人もいるようです。
けれども、抜歯したあとに義歯を入れたり、関節リウマチなどで用をなさなくなった関節のかわりに人工関節を入れることについては、それが治療の一環であることを疑う人はいません。
義歯や人工関節を入れるのも、乳房を再建するのも、失ったものをとり戻す方法の1つであり治療の一環です。欧米では、乳房再建はごくあたりまえに行われています。
■乳房再建を行った方の声(理由)
乳房再建を希望する理由は人によってさまざまです。たとえば、乳房再建をした経験者は、次のようなことを理由にあげています。
・水着やえりぐりが大きいTシャツなどのお気に入りの服を着たい。
・パッドの着用がわずらわしい。
・家族や友達と温泉へ出かけたい。
・ゴルフ場やスポーツクラブで汗を流したい。
・孫と一緒におふろに入りたい。
乳房をとり戻したいと希望する人は、若い人ばかりではありません。最近は高齢者も徐々に増えてきて、70代の患者さんも珍しくなっています。
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