<主ながん予防成分>
・ポリフェノール(クルクミン、パラクマール酸)
・テルペン
インド原産のターメリックは、ショウガ科のウコンという多年草の根茎を乾燥させたもので、カレーの黄色のもとになっています。カレーパウダーは数十種類のスパイスをブレンドして作られますが、そのうちターメリックの占める割合は20~30%。
また、カレー以外にもタクアンの色づけなど、黄色着色料としていろいろな食品に使われています。亜熱帯で育ったターメリックは東南アジアを経て琉球(いま沖縄県)に伝わり、「秋ウコン」という名で栽培されるようになりました。
江戸時代には木綿や紙を染める目的で利用されていただけでなく、不治の病とされていた結核、肋膜、喘息の特効薬として珍重されていました。当時の知恵は脈々といまに受け継がれ、沖縄特産の「ウコン茶」というお茶が「肝臓病に効く」「感染症を予防する」「胃もたれや胸焼けに効果がある」飲み物として全国的に話題を呼んでいます。
そうした薬効の中心は、黄色色素のクルクミンです。クルクミンは皮膚に直接塗ると皮膚がんの予防効果を示します。また、ターメリックを食べるとクルクミンが腸内でテトラヒドクルクミンという物質に変化し、がんの芽ができる段階(イニシエーション)にも、その芽が増殖し始めて本格的ながんに育つ段階(プロモーション)にも有効に作用して、がんの発生を強力に抑えることがわかってきました。
とくに大腸がん、肝臓がん、腎臓がん、肺がんなどの予防効果が期待されています。
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