「治療ガイドライン」とは、専門医がそれぞれの病気に関して現時点での適正な標準治療法を「科学的根拠」に基づいてまとめ上げたものです。
このガイドラインには、病態ごとに標準的な治療が示されていますが、この標準治療のみに従うのでは「科学的根拠に基づく医療」(EBM)とはいえません。患者の状態と腫瘍の状態を注意深く観察し、患者の声、例えば、子宮を温存したい、追加の治療をしたくないといった希望に沿える状態か否か、ガイドラインに準拠できるか否かを判断することが大切で、そこに医師の経験や技術と、病院の専門性が問われます。
標準治療と、患者の意志と、医師や病院の専門性を加えたものが「科学的根拠に基づく医療」だといえます。治療ガイドラインは、およそ3年ごとに改訂されます。
10年前の標準治療は、今や古いものになっています。例えば、かつて消化器外科で主流の治療法だったのは開腹手術でしたが、今や早期がんでは内視鏡手術に変わりました。
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どうすれば、がんは治せるのか!?
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