検査結果から、大腸壁に腫瘍が見つかったという場合、それが悪性腫瘍(がん)か良性腫瘍かという診断については、組織学的な検査が判明すれば、医師による見の遣いはほとんどありません。
ただし、がんの進行度を表す「病気分類(ステージング)」についての意見が異なるというケースはあり得ます。ステージングの決定は、診断医の経験学的な判断も必要な場合があるからです。
たとえば、肝転移を確認する場合、CT検査や超音波検査の診断で影のある、なしについてはときには迷うことがあるといいます。しかし、早期がんか進行がんかということやステージングの決定という診断について、ほかの医者の意見を求める(セカンドオピニオン)必要はないでしょう。
医者が判断に迷うようなときに、ほかの医者にオピニオンを求めても同じ結果になりがちです。意見が分かれてしまうというのは、それだけ話がボーダーラインに乗っているということです。
セカンドオピニオンは、診断から得られた内容について、どのように治療方法を選ぶかということを聞くのが本来の目的だと言えます。
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