大腸がんの80パーセントは、下腹部左側の大腸、つまり下行結腸からS字結腸そして直腸にかけて発生します。
大腸がんの初期には、特有の症状はありません。他の病気とまぎらわしい症状はありますが、検査すればすぐに判別できます。大腸がんは消化管の末端にある器官なので、ここに異常が生じると、まず下血(便に血液が混じる)として現れます。
ちなみに、小腸より上の消化管で出血がある場合、血液はほとんどが小腸で吸収されてしまうので、便に血液が混じっていれば、それはほぼ大腸か肛門の障害が原因と考えることができます。便に血が付着していると痔による出血と勘違いして放置されることが少なくありません。
しかし、痛みをともなわずに下血すれば、大腸がんを疑う必要があります。現在では洋式水洗トイレが普及し、とりわけ洗浄装置つきのトイレを使用している人が多いため、自分の便の状態をよく観察する機会が少なくなっています。
このような人は、ときどきは洗浄や水洗を後まわしにして、便を観察すると、大腸がんの発見につながります。いずれにせよ、大腸がんを発症した人が最初に気づく症状はおもに血便や排便の変化であり進行するにつれて、間欠的な腹痛、腹部の膨満感、痛みをともなう下腹のしこり、体重減少などを自覚するようになります。
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