肺がんは、ほとんどの場合、かなり進行するまで何の症状も現れません。
また最初の症状がかぜの症状によく似ているため、見過ごされることも少なくありません。よく見られる症状は、せきや痰が続く、痰に血が混じる、しわがれ声になる、呼吸音にぜいぜいという雑音が混じる、呼吸が苦しい、発熱するなどです。
大きくなったがんが近くを通る神経を圧迫すると、胸や肩、背中の上部、腕などに痛みを感じたり全身の脱力感を覚えることもあります。また、がんが肺の周辺の太い血管を押し狭めて血流をさまたげ、顔や首にむくみが生じることもあります。さらに、がんが胸壁に広がると、胸水(胸にたまる水)がたまって、息苦しくなることもあります。
がんの進行につれて、胸の痛み、倦怠感、食欲不振なども生じます。小細胞がんでは、がん細胞が種々のホルモンを放出し、その結果、まれに高血圧や水を異常に飲みたがるなどの症状が現れます。
肺がんは、脳や骨などに転移しやすい性質をもつため、それらの転移による症状が最初に現れることもあります。たとえば、脳の転移では頭痛や体のしびれ、けいれんなどが現れ、骨の転移では腰痛や骨折などが現れることがあります。
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