「リンパ行性転移」と呼ばれ、リンパ節の中にがん細胞があれば、再発につながる、というわけです。
リンパ管には多数のリンパ節があり、腫瘍に近いところから1群リンパ節、2群リンパ節、3群リンパ節と腫瘍のある臓器を囲んで、範囲を分けます。転移は基本的に1群から順に始まるといわれています。
このリンパ節を切除するとき、腸間膜の壁ごと取り除くことを「廓清(かくせい)」と呼びます。がんに触れると、がん細胞が周りに飛び散るので、腸間膜に包んで切除するという方法をとります。
なお、リンパ節では、リンパ液によって運ばれてきた細菌や病原菌、異物をリンパ球が食い止めて体を守るために処理します。このため、リンパ節を切除してしまうと、その部位の免疫力が下がってしまうという可能性はあります。
また、切除後すぐに足のむくみや腹水が起こることがあります。それでもリンパ節を切除するのは、がん細胞がリンパ管を通って各臓器に転移することを予防できると考えているためです。
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