胆道がんは早期発見が難しく、はっきりした初期症状もありません。
とりわけ胆嚢に生じたがんの場合、早期がんはほとんど、人間ドックでくわしく検査した際に発見されています。しかし、胆石症のために発熱や腹部の強い痛みがあり、病院を訪れた際の検査で偶然がんが見つかることもあります。
通常、患者が最初に自覚する明らかな症状は黄疸です。がんが成長すると胆管をふさぎ、行き場を失って胆管の中にたまった胆汁が、しだいに血液中に混じるようになります。こうなると、胆汁に含まれる黄色い色素(ビリルビン)が全身をめぐり、皮膚や白目、口腔粘膜などが黄色味を帯びます。
黄疸にともなって、全身にかゆみをおぼえることもあります。ビリルビンが尿に混じって色が濃くなる逆に便中のビリルビンが減るために便が白っぽく変化するなどもしばしば見られる症状です。
がんが進行すると、上腹部に痛みを覚えたり、右の背中の痛みなどが生じます。胆汁に細菌が感染し、発熱することもあります。この段階では、がんはすでに周囲のリンパ節や他の臓器(胃、肝臓、十二指腸など)に広がっていることがふつうです。脊椎などの骨に転移していることもあります。
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