子宮体がんが進行した状態で見つかった場合、原則として子宮と卵巣、子宮周辺の組織、それに膣の一部を切除し、さらに骨盤内のリンパ節も取り除きます。
がんがリンパ節や腹腔(腹の内部)などに転移しているときは、補助療法として、放射線治療(おもに体外からの照射)や化学療法、ホルモン療法を行います。
化学療法は、シクロホスファミド(アルキル化剤)、ドキソルビシン(抗生物質)、シスプラチン(プラチナ製剤)の3剤を使用することが一般的です。最近では、パクリタキセル(植物アルカロイド)を用いる例も増えています。
ホルモン療法は、エストロゲンやプロゲステロンに反応するがんが対象です。通常、プロゲステロン製剤を用いますが、海外では、乳がんに利用されるタモキシフェンやアロマターゼ阻害剤なども試験的に使用されています。
がんが進行して手術が困難な患者に対しては、放射線治療(膣内照射+体外照射)を行います。化学療法やホルモン療法を併用することもあります。
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