卵巣は子宮の左右にある親指の頭大の臓器で、エストロゲンなどの女性ホルモンを分泌しています。
卵巣がんは乳がんや子宮がんに比べると患者数が少ないのですが、最近は増加しています。母親や姉妹が卵巣がんである人は、そうでない人に比べてリスクが3倍くらいになるといわれています。
卵巣がんは悪性皮が高く、治りにくいがんですが、卵巣にできる腫瘍すべてががんではありません。むしろ、良性腫瘍のほうがずっと多いので、卵巣に腫瘍が見つかっても、悲観的になることはありません。
大切なのは、検査を受けて、腫瘍がどのようなものか確かめることです。卵巣がんが治りにくい理由として、初期に症状が出にくいことと、子宮がんのような手軽で有効な検診方法が確立されていないということがあります。
卵巣がんが大きくなると下腹部にしこりをふれたり、おなかの張り、下腹部の鈍痛、圧迫感などを感じます。腫瘍のつけ根の部分がねじれると、激しい痛みが起こります。
これらの症状が出たときは婦人科を受診することはもちろんですが、症状がなくても、1年に1回は婦人科の検診を受け、卵巣がはれていないかを確認してもらいましょう。子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのほかにも、膣、外陰など、女性性器のさまざまなところにがんができます。
定期的に婦人科を受診して、女性特有の病気をチェックしてもらうと安心です。
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