数ある食品添加物のうち、たとえば人工甘味料の「サッカリン」は、動物実験の結果、膀胱がんを誘発すると報告されています。また、発がんのイニシエーションの段階に限らず、プロモーション(促進期)にも影響を及ぼすと推測されています。ただし、最近では反対に、発がん性を否定する研究も発表されています。
日本でも近年、肥満人口が急増の一途をたどっており、カロリー制限を余儀なくされる人が増えています。そこで、同じ人工甘味料でも「サッカリン」などに比べて比較的安全性が高いと思われるアスパラテームや、天然甘味料のステビオサイド、グリチルリチン、キシリトールなどが普及してきています。
こうした甘味料を使用する場合も1種類に偏らず、バランスよくとることが大切です。合成着色料も、発がん性の疑いが濃いとされています。最も幅広く使われているのが「食用タール色素(赤色色素、緑色色素など)」ですが、現在は使われる機会が減少しています。
しかしいまだに菓子や飲料、ジャムなどに使われることのある「赤色2号」には、動物実験の結果、肝臓がんとの関連性が強いと指摘されています。そうした意味でも、色の濃すぎる加工食品は避けるべきだといえます。
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