植物は光合成を行って必要なエネルギーを得ているわけですが、その際に重要な役割を果たしているのがクロロフィル(葉緑素)です。
クロロフィルはマグネシウムを含む緑色色素で、食品としてはキャベツ、ブロッコリー、ピーマン、ナス、パセリ、クロレラなどの野菜やショウガ、ハッカなどの香辛料、緑茶などに多く含まれています。
またこのクロロフィルに銅を加えたクロロフィリンという物質は、食品を緑色にする天然色素添加物(クロロフィル誘導体)として一般に使用されています。
微生物を用いた実験では、クロロフィル、クロロフィリン双方に遺伝子が傷つくのを防ぐ効果が発見され、注目を集めるようになりました。また最近では、クロロフィルが腸内でダイオキシンなどの発がん物質を吸着し、体の外に排泄する働きがあることも確認されています。
ただし、このクロロフィルは不安定な物質で、熱に対して壊れやすいという欠点があります。サラダのように生で食べるときは問題ありませんが、加熱したり、長時間水にさらしたりすると、がん抑制効果が薄れてしまいます。ビタミンCの場合と同じように、調理法には気を配る必要があるでしょう。
・・・
どうすれば、がんは治せるのか!?
標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる?
詳しくはこちらのページで