<主ながん予防成分>
・ポリフェノール(イソフラボン)
・サポニン
・ビタミンE
・食物繊維
「大いなる豆」という名前が表すとおり、大豆は良質のたんぱく質をはじめとした栄養成分の宝庫で、古くから貴重な五穀の1つに数えられてきました。原産地は東南アジアといわれ、日本では縄文時代からすでに食品として利用されていたようです。
現在、日本の自給率は3%程度で、大半はアメリカなどからの輸入品でまかなっていますが、主に豆腐や納豆、みそ、しょうゆ、ゆば、きな粉などの加工品として食べる習慣は、和食文化のなかで脈々と受け継がれてきました。大豆は約35%がたんぱく質で、しかもその栄養組成は動物性きわめて近い必須アミノ酸をバランスよく含んだものとなっています。
次いで含有量の多い脂質には、血中コレステロールを抑え、動脈硬化を予防するリノール酸が多く含まれています。そのほか、鉄、カルシウム、レシチン、コリン、食物繊維、ビタミンEなど、老化防止や生活習慣病全般の予防に役立つ成分も豊富に含まれており、日本が世界一長生きなのは大豆製品を常食にしてきたからではないかと世界中の関心を集めているのです。
とくにがん予防の立場から注目されている成分は、強力な抗酸化作用を持つイソフラボン(ポリフェノールの一種)と、サポニンです。大豆に特異的に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと非常によく似た作用を示すことから、「植物性エストロゲン」などと呼ばれ、女性ホルモンとの因果関係が深い乳がん、子宮がん、前立腺がんを抑える効果があると考えられています。
これまで行われてきた実験でも、大豆イソフラボンがこれらのがんに対して有効に作用することが確認されています。また、更年期に伴う不定愁訴や骨そしょう症の発症率も、大豆を常食する人ほど低いというデータも発表されています。
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