大腸がんが増加した理由のひとつとして、食生活の欧米化が指摘されています。
日本人の食事が、穀類や野菜を中心とした和食から、肉類を中心とした高たんぱく・高脂肪で食物線維が不足しがちなものに変わったため、大腸がんが増えたと考えられているのです。確かに脂肪摂取量の多い国ほど大腸がんの発生率は高くなっています。
また、アメリカに住んでいる日本人の大腸がんの発生率は日本に住む日本人の発生率よりもアメリカ人の発生率に近いことが知られています。さらに、動物実験では、食物線維を多く与えたグループと与えなかったグループを比較すると、前者のほうが、がんになりにくいという結果が得られています。
大腸がんと脂肪や食物線維との因果関係は、まだ完全に解明されたわけではありませんが、極端な食生活の欧米化や偏った食習慣が改善されれば、大腸がんになる可能性は少なくなりますし、再発を防ぐ手段にもなります。
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