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がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年08月 」 一覧

がんのLAK療法とは

■リンパ球を増やして戻す・LAK療法 免疫細胞に注目した治療法のなかで、最初に行われたのがLAK療法です。LAK療法は3段階の手順をふみます。 1.採血する 患者の血液を採取します。LAK療法の場合、 ...

がんとサイトカイン療法

サイトカインを直接体に投与して、免疫細胞を刺激するのが「サイトカイン療法」です。 免疫を活性化させ、一部のがんで効果が確認されています。しかし、副作用が強いなどの問題もあります。そのため、現在はサイト ...

がんのBRM療法とは

BRM療法とは、「生物的応答調整剤・Biological Response Modifiers」を使った治療法です。 ・化学療法などの標準治療 他の治療法で、免疫が弱まったときなどに、補助的に行われま ...

がんの非特異的免疫療法とは

非特異的免疫療法は、免疫全体の働きを底上げします。 ・サイトカイン療法など サイトカインは、免疫細胞がおたがいに連絡を取り合うために使う物質のこと。細胞の活性を上げるサイトカインなどを投与して、全体的 ...

多数あるがんの免疫療法の種類

あやしいものを攻撃する、自然免疫の力を利用した免疫療法 ・サイトカイン療法/BRM療法 免疫の仕組みを刺激する物質を使って免疫の働きを活性化し、がんを攻撃する力を底上げします。 ・LAK療法(NK療法 ...

がんの免疫療法の目的

1.治療効果を高める がんの治療の基本は、手術です。しかし、手術で目に見えるがんのかたまりを切除しても、周囲にがんの細胞が散らばっているおそれがあります。また、すでに離れた場所にがん細胞が流れ、ごく小 ...

がんの免疫療法を理解するキーワード

免疫療法では、4つの物質を治療に活用します。 ・免疫細胞 がんを攻撃するNK細胞やT細胞などのリンパ球や、がんのしるし(抗原)の情報を伝える樹状細胞を活性化し、増やして体内に戻す治療法です。ほかの方法 ...

がんの免疫療法はどのように進められるのか(手順)

体外で免疫力をアップさせるタイプの免疫療法は次のような流れで進められます。 ①患者の血液を採取する 本人の血液を採取します。 ②いろいろな方法で、免疫細胞を増やす 血液の中から、必要な白血球を取り出し ...

がん治療におけるワクチンとは

「ワクチン」は、免疫の働きを利用して、病気を防いだり、治療したりするもので、がんの免疫療法でも使われています。 獲得免疫は、敵の情報を記憶して、次に同じ敵に出会ったときにすみやかに対応します。そのため ...

がん治療における樹状細胞とその他の細胞との連携

マクロファージと樹状細胞は、外敵を食べて撃退し、その抗原を知らせる「抗原提示能力」があります。 樹状細胞は、マクロファージにくらべて「抗原提示能力」が強く、獲得免疫を発動させる重要な役割を果たしていま ...

がんの治療における「樹状細胞」のはたらき

樹状細胞は、成熟過程でその働きが少しずつ変化します。 ①未熟な細胞として存在する 最初は、未熟な「単球」という細胞で血液中に存在しています。 ②樹状細胞に成長する 自然免疫の戦いで生じるサイトカインの ...

がんと免疫力が弱くなる原因

がんそのものが免疫を逃れようとするだけでなく、年齢や体力、病気などの要因が、免疫の勢いに影響している場合があります。 ・年をとること(加齢) 自然免疫のエース、NK細胞は、15歳ごろをピークに、その働 ...

免疫力はがんを異物として攻撃できるのか

私たちの身体に備わっている免疫の働きは、がん細胞に対しても働いています。 変異細胞がすべてがんにまでならないのは、免疫の働きによるものです。変異細胞やがん細胞は、正常な細胞とは「しるし(抗原)」が異な ...

がんの手術だけでは不十分

2013/08/10   -がん全体
 

がんの治療の基本は、がんのかたまりを取り除く手術です。小さな腫瘍なら、手術だけで完治できます。 しかし、手術で腫瘍を取り除いても、周囲に細胞が散らばって、取りこぼしてしまう可能性があります。そのため、 ...

がんの性質と特徴

がんの種類にもよりますが、がんは、増殖・転移のやっかいな性質があります。 1.増殖する がん細胞は異常なスピードで増えます。局所で大きくなり、その臓器の正常な働きを損ねます。 2.周囲に散らばるように ...

正常細胞ががん細胞に変異するしくみ

人間の体は、約60兆個もの細胞でできています。しかも、これらの細胞は日々分裂し、新しいものに生まれ変わっています。細胞分裂の過程で、ときに細胞の中の遺伝子に傷がついたり、分裂エラーが起こったりして、異 ...

がんの免疫療法と「NKT細胞」

NKT細胞は、最近見つかった免疫細胞です。 リンパ球の一種で、その名のとおり、NK細胞とT細胞の特徴をあわせもっています。まず、NK細胞やキラーT細胞と同じように、体内の異物を攻撃する働きがあります。 ...

がんの免疫療法とT細胞

T細胞は、リンパ球の一種で、「ヘルパーT細胞」、「キラーT細胞」、「サプレッサーt細胞」、「レギュラトリーT細胞」の4つのタイプがあります。これらのうち、がん免疫療法にかかわるのが、ヘルパーT細胞とキ ...

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