自分や家族が癌になったら・・・。癌(がん)と正しく闘い、治療を成功させるための情報サイトです。

がんと闘うために

「肺がん」 一覧

肺がん手術の「合併切除」

肺の周囲にはさまざまな組織があります。 外側には胸壁があり陰内側には心膜、心臓、心臓につながる太い上大静脈、鎖骨下動脈などがあります。肺がんは肺を覆う胸膜を破ってこれらの周囲組織に浸潤することがありま ...

肺がんで切除範囲の小さい縮小手術を行うとき

肺がんの縮小手術(切除範囲を小さくする手術)が選択される場合には2つの理由があります。 1つは高齢あるいは呼吸機能が不良で、標準手術のリスクが高いと判断された場合です(消極的縮小手術)。もう1つは、が ...

肺がん手術におけるリンパ節郭清(切除)

肺がんに対する標準手術では、縦隔リンパ節の郭清(かくせい。切り取ること)は必須とされています。 このリンパ節郭清は、がんがリンパ節に転移している場合はもちろんですが、転移していないと思われても決められ ...

肺がんの標準的な外科手術方法とは

肺がんの標準的外科手術は、右肺の上葉とか左肺の下葉といった1つの肺葉を切除することと同時に、縦隔(肺や肋骨に囲まれた部分)のリンパ節をきれいに取り除く(郭清という)手術をさします。 肺葉を2つあるいは ...

肺がんの手術のリスク

手術はどんな手術でも100%安全な治療といえません。 しかし、治療を受ける側は100%の安全と手術による治癒を期待しています。医療機関は手術を行うにあたって、安全性は最優先しなければなりません。肺がん ...

肺がんは何歳でも高齢でも手術できるのか

肺がんの手術適応に年齢上限を設定することはありません。 高齢だからといって肺がんの手術ができないということはありません。高齢者の中には呼吸機能の悪い人が多く、また、心臓や腎臓の機能が低下している場合が ...

非小細胞肺がんで手術が行われるケース

非小細胞がんとは小細胞がん以外の、腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんなどをさしています。 非小細胞がんの手術適応は病期でいうとIA期からⅢA期までです。しかし、ⅢA期で縦隔リンパ節に転移のある場合の手術 ...

小細胞肺がんで手術が行われるケース

小細胞がんの場合、手術適応となる症例はきわめて少ないとされています。 しかし、手術前には小細胞がん以外の組織型と診断され、手術により切除された標本で、はじめて小細胞がんであるとの診断が得られる場合がし ...

肺がんの主な治療方法とは

肺がんの主な治療法には、 「外科手術療法」「放射線療法」 「化学療法(抗がん剤療法)」の3つの方法があります。 肺がんと診断されると治療に移りますが、 そこでこれらの治療法のいずれを選択するかについて ...

肺がんのM因子とは

2013/04/25   -肺がん
 

M因子では、遠隔転移があるかないかを示します。 ・M0 離れた臓器、またはがんができた肺葉とは別の肺葉への転移がない。 ・M1 離れた臓器、またはがんができた肺葉とは別の肺葉への転移がある。 ・・・ ...

肺がんのN因子とは

2013/04/25   -肺がん
 

N因子の判定ではリンパ節に転移かあるかないかを示します。 ・N0 リンパ節に転移がない。 ・N1 がんができた側の肺の中、またはその肺への空気の通り道(気管支)が入っていく部分(肺門部)のリンパ節に転 ...

肺がんのT因子とは

T因子の判定は主に大きさで決まりますが、それ以外に肺を覆う胸膜を超えているか、肺の周りの組織に浸潤しているか、太い気管支に浸潤しているかなどの要素も加わっています。 T1からT4までの4段階で表します ...

肺がんの病期(ステージ分類)とそれぞれの詳細

がんの進み具合の程度を示す言葉が「病期」です。 よくステージと英語でいわれることがあります。すべての臓器のがんにはこの病期分類がなされています。肺がんの病期は、潜伏がん、0期、IA期、IB期、ⅡA期、 ...

肺がんが転移しているかどうかの検査方法

肺がんは進行が早く予後の不良なことが多いがんです。 したがって治療をはじめる前に遠隔転移があるかないかを確認することは重要です。遠隔転移とは肺以外の臓器にがんが転移をしていることです。ただ、最近では検 ...

肺がんにおけるPET(陽電子放射断層撮影)検査の意味

PETが開発されたときには、がんに対する夢のような診断法が出現したように思われ、どんながんでも確実に診断できるようになると思われていました。 しかし、時間がたつにつれ、PETの有用性がそれほど画期的な ...

肺がんの針生検とは

2013/04/25   -肺がん
 

気管支鏡検査でがんの確定診断が困難なときに行われます。 肺針生検はからだの表面から針を直接刺して、肺がんの疑いがある病巣から組織や細胞を取ってきます。通常はX線透視下でこの肺針生検を行います。皮層を消 ...

肺がんの気管支鏡検査

気管支鏡検査は肺がんの確定診断になくてはならない検査です。 現在使用されている気管支鏡はほとんどが気管支ファイバースコープと呼ばれる細くて、やわらかく柔軟性のある器具です。胃カメラを細くしたのが気管支 ...

肺がんの喀痰細胞診とは

喀痰細胞診は、肺や気管支から分泌される痰を採取して、それを顕微鏡でみて、がん細胞が含まれていないかどうかを調べる検査です。 喀痰細胞診は肺門部にできるがん、主に扁平上皮がん、小細胞がんの診断に有効です ...

肺がんの胸部CT検査

現在では多くのがんの診断において、胸部CT検査は非常に重要な検査とされています。 肺がんの診断では最も重要といってもよいかもしれません。最新のヘリカルCT(マルチスライスCT)は非常に精度がよく、がん ...

肺がんの胸部X線検査

肺がん診断の基本は、胸部単純X線写真の読影です。 つまり、1枚のX線写真から異常所見を読み取り、その異常がどのような病変なのかを判断します。肺がんは1cmを超えるような大きさで、濃い陰影をあらわす場合 ...

Copyright© がんと闘うために , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.