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がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年05月 」 一覧

がんの遺伝子診断と治療

アメリカではすでに、遺伝子診断によって乳がんにかかる確率が高いと診断された女性が、がん予防薬の投与を受けることも、広く行われています。 また、そのような診断を受けた女性が、がんを発症しないうちに、予防 ...

がんの治療が難しい理由

がん細胞は、出現したときから、"生みの親"である患者の体に対して敵対的な性質を帯びています。 しかしこの細胞はそれだけでは満足せず、遺伝子が変異を起こしやすいため、分裂するにつれて、それ以前のがん細胞 ...

がんはなぜ治らないのか

がん治療を困難にする根源的な問題は、「がん細胞が患者の体の一部だ」ということです。 ウイルスや細菌などの病原体が外から体内に入ってきて引き起こす病気(感染症)の場合、治療の考え方は、ある意味では単純で ...

がんと遺伝子の関係

遺伝子の正体がDNAと呼ばれる分子であり、それが「二重らせん」構造をしていることが判明したのは、1953年になってからです。 それ以前には、遺伝子の正体も、それが全身の細胞核に存在することも知られてお ...

がんが再発する理由と再発した場合の治療

がんを経験した人は、たとえさまざまな治療を受けて完治したように思えても、自分が「健康な体を取り戻した」とすぐに安心することはできません。 いちどがんを発症した人は、ふたたびがんになる可能性がたいへん高 ...

がんの「5年生存率」は信頼できるか

もっとも一般的に用いられる「5年生存率」とは、がんと診断された患者のうち、診断時の5年後に生きている患者の割合をいいます。 たとえば、2010年12月に肺がんと診断された100人の患者のうち、5年後の ...

がんの転移のしくみと転移を防ぐ方法とは

がん細胞は、正常な細胞とは異なるいくつかの性質をもっていますが、それらの中でもっとも重要な性質のひとつが、体の中の本来あるべき場所(組織)を抜け出して、他の組織にまで広がろうとすることです。 この特異 ...

進行がんと末期がんと悪質液

「進行がん」は、もとの医学用語では、がんのために少なくとも1つの臓器がはたらかなくなった状態を意味していました。 しかしいまでは、前述の早期がんの段階から一歩でも進んだがんを進行がんと呼びます。つまり ...

がんの寛解(かんかい)とは

一応の治療の後に残されたがんがあまり成長せず、しばらく沈静化している時期があることもめずらしくありません。 このような時期を「寛解期(寛いで解きほぐされる時期の意)」といいます。寛解期は数カ月間続くこ ...

原発がんと再発・転移とは?

体内のある場所で発生したがんは、そこで成長すると同時に、他の器官や臓器に転移するなど、全身に広がっていく性質をもっています。 がんのこのような成長過程を説明するために多くの専門用語が使われますが、一般 ...

がんはどのくらいの速さで進行するのか(増殖のスピード)

しばしば、がん細胞は猛烈な速さで増殖するといわれます。 猛烈な速さとは、いったいどのくらいの速さでしょうか?正常な細胞もがん細胞も、分裂して増殖するときには1個が2個になります。単純にいうと、1個の細 ...

がんの自覚症状と疑われるがんの部位

・しこり、腫れ 体の各部にあるリンパ節が腫れたりしこりが生じ、痛みを感じることもある。→悪性リンパ腫 乳房にしこりを感じる。→乳がん 精巣(睾丸)が大きくなり、しこりが感じられる。→精巣がん 首の前部 ...

がんが疑われる主な初期症状とは

「初期のがんはめったに見つからない。それは、がんが生じた直後には何の自覚症状もないから」一般に多くの人々が、このように考えています。 がんはたしかに、無症状のことが多いようです。その理由は、どんながん ...

心臓にがんができない理由

私たちの体をつくっている正しい細胞ががん細胞に変わるには、大前提があります。 それは、正常な細胞が"分裂する細胞"であるということです。分裂能力を完全に失った正常な細胞があるとしたら、それは、たとえな ...

様々ながんの種類と分類

がんは、悪性腫瘍の別名です。悪性の腫瘍は100以上もの種類があり(厳密には200種類以上ともいわれます)、それらすべてをひとまとめにして一般的にがんと呼びます。 一般に日頃よく耳にするがんには、肺がん ...

未分化がんの種類

未分化がんには、おもに2種類があります。 ひとつは、まだ分化していない幹細胞ががん化したものです。たとえば白血球になる前の幹細胞ががん化したために起こる白血病がその例です。 もうひとつは、ひとたびがん ...

悪性度の高いがんの特徴とは

がんについてはしばしば、「悪性」とか「悪性度」という表現が用いられます。 ここでいう悪性とは、文字通り"たちが悪い"という意味です。腫瘍には、たちの悪い悪性腫瘍とそれほど悪くない良性腫瘍があり、私たち ...

「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」の違い

良性と悪性の違いは、細胞が分裂して増殖していく速さと広がり方の性質、そして命への影響度で分かれます。 つまり、ゆっくり増殖し、よそに飛び火(転移)しない腫瘍は「良性」であり、すばやく増殖し、飛び火する ...

がんという病気の歴史

がんは現代病、ではありません。 さまざまな化学物質や放射線、あるいはストレスの多い生活環境が原因となって、現代人はがんという病気を発症するようになった、というわけではないのです。実際には、がんは人類の ...

がん細胞が増殖して人の命と奪うメカニズム

がんを宣告されると、誰でも強い衝撃を受けます。エイズやアルツハイマー病、痴呆症(認知症)などの場合も同じでしょう。 それは、これらの病気が患者をひどく苦しめ、なおかつ死へと導く不治の病と見られており、 ...

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