「 月別アーカイブ:2013年04月 」 一覧
乳がんの局所再発をどう考えればいいか
手術を受けた乳房内に乳がんが再発して平然としていられるわけはありません。 たとえ局所であっても、再発=命とりと考えてしまいがちです。ただ、局所再発については、その後の生命には影響しないという考え方もあ ...
乳がんで再手術を行う場合
手術によって切除した組織の断端にがんが見つかった場合、原則として再手術をすることになります。 その際、乳腺に余裕があればもう1度乳房を温存する方法も可能です。この場合も、再度切除した断端にがんがあるか ...
乳房温存療法では必ず放射線治療を行う
乳がんの手術の目的はがんを確実にとり除くことです。 そのために、乳房温存療法ではしこりの部分に安全域をつけて切除するわけですが、それでも、がんを完全にとり除けたかどうか、手術の時点ではわかりません。 ...
乳がんのハルステッド手術とは
2013/04/06
-乳がん
乳がんのハルステッド手術
乳がんの手術は長い間、乳房、大胸筋、小胸筋、腋窩リンパ節をすべて切除するハルステッド手術が標準治療とされてきました。 しかし、1970年代末になって大胸筋を温存する手術でも生命予後に差がないことがわか ...
乳房温存手術をする場合の切除範囲とは
2013/04/06
-乳がん
乳房温存手術をする場合の切除範囲
乳房を温存する場合でも、腫瘍を中心に1cm程度の安全域をとりながら比較的小さく切除する方法(腫瘤切除術/ランペクトミー)と乳房の4分のl程度をとってしまう方法(4分の1切除術)では、術後の外見的な印象 ...
乳がんの1~2期では乳房温存療法が標準治療
2013/04/06
-乳がん
乳がんの1~2期の治療
乳房温存療法とは乳房を部分的に切除して、残された乳房に放射線を照射する治療法です。 現在、Ⅰ期とⅡ期の乳がんであれば、7割程度の患者が乳房温存手術の適応と考えられています。欧米に比べて日本は乳房温存療 ...
乳がんの手術に必要な入院日数
仕事を持っている人や幼い子どもを育てている人にとって、乳がんの治療のために何日くらい休みをとればいいのかは、あらかじめ知っておきたいことです。 手術のために必要な入院日数は、手術の方法や病院によっても ...
乳がん告知から治療開始まではどのくらいの期間がよいか
2013/04/06
-乳がん
乳がん告知から治療開始まで
乳がんは、早い段階で全身転移をするタイプのものもありますが、一般的には比較的ゆっくり進行するがんです。 ですから納得のいく治療法を選択する時間的余裕はあると考えられています。そうはいってもがんは進行性 ...
妊娠中や授乳中の乳がん
2013/04/06
-乳がん
妊娠中や授乳中の乳がん
乳がんは40才以降に増える病気なので、妊娠・出産する年齢層の人が乳がんにかかる率は低いといえます。 出産回数の多い人は乳がんにかかるリスクが低いともいわれています。しかし、妊娠中や授乳中に乳がんにかか ...
乳がん治療のための病院選び
2013/04/06
-乳がん
乳がん治療のための病院選び
いい病院とはどんな病院をいうのか、一概にはいえませんが、乳がんの治療に関しては、乳房の専門病院のほか、乳腺外科や乳腺外来のある施設が1つの目安になります。 その中でも、乳がんの治療を多く手がけているか ...
乳がんの腫瘍マーカー
2013/04/06
-乳がん
乳がんの腫瘍マーカー
がん細胞からだけ高率につくられて血液や尿の中に放出される物質があれば、がんの発見に役立ちます。 そのような目的で利用されている物質を腫瘍マーカーと呼んでいます。腫瘍マーカーは正常細胞や良性腫瘍の細胞か ...
乳がんと骨シンチグラフィー
2013/04/06
-乳がん
乳がんと骨シンチグラフィー
乳がんが骨に転移していないかどうかを調べる検査で、アイソトープ(放射性同位元素)を血管に注入して、それが骨に沈着する様子を撮影します。 がんがあると、骨の再生が盛んに行われるためにアイソトープが沈着し ...
乳がんのMRI検査とCT検査
MRI検査(磁気共鳴画像診断)とは、磁気を使って人体を縦・横・斜めなど、自在の断面で画像にできる検査です。 立体的な画像が得られるため、乳がんの広がりを診断するのに有用で、乳房温存手術ができるかどうか ...
乳がんの組織診断(生検)とは
2013/04/06
-乳がん
乳がんの組織診断(生検)
しこりや石灰化などの組織をとり出して、がん細胞があるかどうかを顕微鏡で調べる検査が組織診で、針生検と摘出生検(外科生検)があります。 針生検は、摘出生検に比べて傷が小さく、縫合の必要もなく、乳房の変形 ...
乳がんの細胞診でがん細胞の異型度や構造が明らかに
注射器をしこりに刺し、吸引した細胞を染色して顕微鏡で調べる検査を穿刺吸引細胞診といいます。 痛みはありますが、一般には麻酔をかけずに行います。短時間で終わることと、麻酔注射により、しこりや石灰化の部分 ...
乳がんの超音波(エコー)検査とは
2013/04/06
-乳がん
乳がんの超音波(エコー)検査
超音波とは人間の耳には聞こえない波長の音をいいます。 その超音波を臓器や組織に当て、反射の状態を画像にして病気の診断をするのが超音波検査です。あおむけに寝た姿勢で、乳房にジェルを塗り、プローブ(探触子 ...
マンモグラフィー(乳房X線撮影)検査と専門医
2013/04/05
-乳がん
マンモグラフィー(乳房X線撮影)検査, マンモグラフィー専門医
マンモグラフィーとは、乳房専用のX線検査です。 透明な圧迫板で乳房を圧迫し、均一に薄く伸ばして撮影します。検診のマンモグラフィーでは、左右の乳房をそれぞれ斜め横から圧迫して1枚ずつ撮影しますが、乳がん ...
乳がん検査の視診と触診
乳がんの初期検査の1つ、視診では乳房とその周辺を観察して、乳がんの可能性が高いかどうかを診断します。 乳房が左右対称か、乳房の皮膚の色が赤くなるなどの変化がないか、乳頭の牽引や乳房にくぼみがないか、乳 ...
乳がんの検査のスタートは問診から
乳がんの疑いで受診したとき、最初に行われるのが問診と視診と触診(両方を合わせて視触診ともいう)です。 次いで、マンモグラフィーと超音波検査が行われます。ここまでは、受診した人のほぼ全員に行われる検査で ...
乳がんの専門医がいるのは乳腺外科や乳腺外来
乳がんが疑われるとき、まず気になるのがどこで検査を受けたらよいのかということではないでしょうか。 女性の病気なので婦人科を受診する人もいるようですが、日本では外科で診療しています。(国によっては放射線 ...