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がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年08月 」 一覧

転移の状態によって異なるがんの免疫療法

がんが転移した経路に合わせてリンパ球を投与すれば、リンパ球ががんと同じ道筋をたどって 攻撃することができます。 ■リンパ行性転移:転移のあるリンパ節に注入するケースもある リンパ管を介して起こった転移 ...

がんの部位や転移状態によって変化する免疫療法

血流と臓器の関係によって、治療に用いるリンパ球の向き・不向きがあります。 ・血流の盛んな部位はリンパ球が集まりやすい 血流が盛んな肺は転移の起こりやすい部位です。しかし一方で、血液中のリンパ球も肺に集 ...

がんの免疫療法と抗がん剤治療との組み合わせ

以前は、抗がん剤が免疫細胞を破壊するため、抗がん剤とがん免疫療法の併用は意味がないといわれていました。しかし、最近は化学療法との組み合わせも研究されています。 ■免疫療法で化学療法を補助する 化学療法 ...

がんの免疫療法と放射線療法との組み合わせ

免疫細胞と関係の深い骨髄やリンパ節は、放射線の影響を受けやすいため、放射線療法を行うと免疫力が低下する可能性があります。 がん免疫療法と放射線療法を組み合わせると、免疫の低下を防いだり、免疫細胞ががん ...

がんの免疫療法を手術の前後に行うメリット

手術後は免疫力が低下しやすく、その間に転移や再発を招くおそれもあります。 手術後、早い時期に免疫療法を導入すると、患者さんに負担をかけることなく免疫の働きを助け、がんをすみやかに叩けると考えられます。 ...

がん治療の基本「手術」のメリットとデメリット

手術は、がんのある部位が限定されていて、切除可能な場合には、第一に検討される治療法です。 ・がんのかたまりを確実に取り除ける 手術で切除できるのは大きな効果です。最近では、手術中に、がんの周囲の組織に ...

がんの免疫療法の部位別治療法

がんの免疫療法の部位別治療法を一覧にしてみました。 ●印:実用化されている治療法(保険適用がある、または先進医療として認められている) ◎印:試みられている(臨床試験として実施されている) ・脳腫瘍 ...

がんの免疫療法はどんながんにも効果があるのか

がん免疫療法は、方法によって部位ごとに効果が異なります。また、免疫療法の研究が進んでいる部位と、そうでない部位とで差があります。 免疫療法によっても、得意・不得意がありますし、病態やHLAの型、現在受 ...

がんの免疫療法は標準治療(三大治療)と組み合わせる

がんの進行度によっては、いくつかの治療法を組み合わせて効果を高めます。 がん免疫療法も、三大治療と組み合わせて、効果を底上げしたり、副作用を軽くする役割が期待されています。 ・手術 がんと診断されたと ...

がんの免疫療法は「標準治療」の次の選択肢

「早期のがんといわれたので、免疫療法で治療したい」という人もいます。 たしかに、ほかの治療法と同じように、免疫療法でもがんが小さいほど治療効果が高いことが考えられます。しかし、早期なら、やはりもっとも ...

がん免疫療法の効果と限界

がんの免疫療法には大きな期待がよせられていますが、同時に限界やまだ明らかになっていない点もあります。 ・がんの状態 がん免疫療法では、腫瘍が大きいと、効果が得られにくいことがわかっています。 ・単独で ...

体内の免疫力を示す数値データ

・白血球数 免疫の主役となる白血球が少なすぎると、免疫力は低下する。 ・白血球分画 白血球を、好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球に分けて、それぞれの割合を調べる。がんの患者さんでは、リンパ球の割 ...

がん免疫療法の効果をどう測定するか

がん免疫療法は、抗体療法など保険適用されて一般化しているものもありますが、ほとんどは先進医療として実用化されていたり、有効性を臨床試験で確かめている段階です。 ただ、免疫が高まったかどうかを数値で評価 ...

がんの免疫療法の効果はまだ未知数

がん免疫療法は、がんの治療法のなかでも新しく、免疫の仕組みや免疫細胞について、まだわかっていないことがあります。 今後、免疫の仕組みを解明する研究と、医療現場での免疫療法の検証が進むと、さらに新しい治 ...

がんの抗体療法とは

「抗体」は、獲得免疫のチームメンバーであるB細胞が異物を攻撃する際に使う武器です。 「抗体療法」は、がんに合う抗体を体外で合成し、投与する治療法です。がんの抗原にはたくさんの種類がありますが、特定の抗 ...

がんワクチン療法とは

免疫細胞ではなく、がんの抗原そのものを体に投与して、免疫反応を起こさせる治療法もあります。それが「がんワクチン療法」です。がんワクチン療法には、本人の腫瘍細胞を使う「腫瘍細胞ワクチン療法」と人工抗原を ...

がん免疫療法「CTL療法」とは

■CTL療法の効果と問題点 CTL療法は、がん抗原を認識させているぶん、治療効果が高く、臨床試験の結果では、LAK療法を単独で行った場合よりも高い効果があると報告されています。また、3cm以下の小さな ...

がんの特徴を人工的に合成する「人工抗原」とは

免疫療法で使われるがん抗原(がんの目印となるもの)には、現在2つの種類があります。 1つは本人のがんから抽出する「自己がん抽出抗原」です。本人のがんから抗原を取り出すので免疫を強く刺激しますが、ある程 ...

がん細胞だけを攻撃する免疫療法(特異的免疫療法)

がん免疫療法のなかでも、獲得免疫の働きを利用して、がんだけを「特異的」に探し出して攻撃する治療法を、「特異的免疫療法」と呼びます。 特異的免疫療法は、ごく簡単にいうと、がん細胞にくっついているしるし( ...

がんのCAT療法とは

LAK療法ではT細胞を活性化できなかったことから、次に登場したのがT細胞を活性化させるCAT療法です。 T細胞の表面には、たくさんの分子(細胞の特徴を示すしるしのようなもの)があります。このうち、CA ...

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