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がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年04月 」 一覧

乳房温存手術後いつ放射線治療を行うのか

乳房温存手術のあと、どれくらいたってから放射線照射を始めたらよいのでしょうか。 手術によって乳房の細胞はダメージを受けています。その直後に放射線を照射すると、ダブルパンチを与えるようなものです。そこで ...

放射線は乳房温存手術後の局所再発を減少させる

放射線療法とは、高いエネルギーのX線を照射してがん細胞を殺す治療法です。 乳房温存療法を行う場合、手術後の乳房全体に必ず放射線を照射することとされています。手術によって腫瘍をとり除いても、目に見えない ...

超音波を使った乳がんの治療法とは

「MRガイド下集束超音波手術装置」を使った、超音波治療というものがあります。 超音波を1カ所に集めると、60~90度程度の高温になります。その熱さを利用し、MRIで治療部位を温度変化とその分布で確認し ...

抗がん剤の副作用「吐きけや脱毛」をやわらげる対策

抗がん剤で起こる副作用の吐きけに対しては5-HT3受容体拮抗制吐薬などの吐きけ止めを使うほか、次の方法で楽になることもあります。 ・食事は少量ずつゆっくりとり、満腹感を感じないようにする。 ・脂っこい ...

乳がん抗がん剤治療の副作用「白血球数の減少」

乳がんの治療に使う抗がん剤では、吐きけ、嘔吐、食欲不振、下痢、便秘、脱毛、発疹、口内炎、しびれ、めまい、筋肉痛、全身倦怠感、骨髄抑制、白血球減少、出血性膀胱炎、心臓・肝臓・腎臓などの障害、無月経など、 ...

再発・転移時の乳がん治療に使われるトラスツズマブ(ハーセプチン)

遺伝子組み換えを利用した乳がん向けの新しい薬が、トラスツズマブ(商品名ハーセプチン)です。 乳がんの細胞表面には、HER2(ハーツー)タンパクが過剰に出現してきます。トラスツズマブは、このHER2タン ...

乳がんの抗がん剤治療方法「AC療法」とは

アドリアマイシン(ドキソルビシンともいう。商品名アドリアシン)とシクロホスファミドの組み合わせで、CMF療法と同等の効果があると認められています。 3週ごとに計4回の点滴を行う方法で、短期間ですむこと ...

乳がんの抗がん剤治療方法「CMF療法」とは

抗がん剤の多剤併用療法は、がん剤の名前のイニシャルをとった名称がつけられています。 乳がんの多剤併用療法の標準治療としてはCMF療法とAC療法が有名です。CMF療法とはシクロホスファミド(商品名エンド ...

抗がん剤開発のきっかけは毒ガスというのは事実

1915年、第一次世界大戦中にドイツ軍によって実際に使用されたイペリットという毒ガスが、抗がん剤開発のきっかけとなりました。 この毒ガスは、西羊カラシのにおいがすることからマスタードガスと呼ばれました ...

抗がん剤治療の効果を上げ副作用を減らす投与方法

抗がん剤の投与で注意しなければならないのは、がん細胞だけでなく、正常な細胞にもダメージを与えてしまう点です。 特に、1種類の抗がん剤を大量に投与すると、特定の副作用が強く出る可能性があるので、多剤併用 ...

乳がんの抗がん剤治療は主に手術後に行う

1個のがん細胞が細胞分裂をして2個になるまでには、細胞外から多くのものをとり込まなければならなかったり、がん細胞に多くの負担がかかるなどして不安定な状態にあり、抗がん剤の効果が最も期待できる時期です。 ...

乳がんで抗がん剤治療が行われる場合

抗がん剤にはいろいろな種類があり、同じ種類の中にもさまざまな薬があります。 その作用の仕方は薬の種類によって異なりますが、抗がん剤とは、がん細胞を殺したり細胞分裂を停止させることによって、がんの増殖を ...

乳がんホルモン剤「プロゲステロン剤」とは

なぜプロゲステロンが乳がんに効果があるのかはあまりよくわかっていませんが、タモキシフェンに準じる効果があるとされています。 現在、日本で使われているのはメドロキシプロゲステロン(MPA、商品名ヒスロン ...

閉経前の乳がんの人に使うホルモン剤「LH-RHアゴニス卜」

LH-RH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)とは脳の間脳・視床下部から分泌されるホルモンで、このホルモンの刺激により下垂体からLH(黄体化ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)が分泌されます。 さらに、 ...

閉経後乳がんに効果の高いホルモン剤はアロマターゼ阻害剤

エストロゲンは本来、卵巣でつくられるホルモンですが、閉経後は副腎から分泌されるアンドロゲンという男性ホルモンをもとにして、末梢脂肪組織や乳腺でつくられます。 このときアロマターゼという酵素が必要になり ...

乳がんのホルモン療法で最も使われる薬「タモキシフェン」

ホルモン療法剤には、エストロゲンの生成や分泌を抑えて、組織中や血液中のエストロゲンの濃度を低下させるタイプと、エストロゲンが働くときに結合する受容体をブロックして、エストロゲンの働きを阻害するタイプと ...

乳がんでホルモン療法ができる人とできない人

乳腺はエストロゲンの作用により増殖します。 したがって、乳腺細胞から発生する乳がんも、多くの場合、エストロゲンの作用により増殖し、エストロゲンの作用が少なくなれば、萎縮するという、正常の乳腺組織と同じ ...

事前に抗がん剤治療をすることで乳房を温存できる可能性も

乳房内に広汎に微小石灰化があるときや、切除した組織の断端にがんがどうしても残る場合は乳房温存療法ができないため、乳房切除手術をすることになります。 がんが大きいときも、切除する範囲が広くなるので、たと ...

乳がんの非定型的乳房切除手術とは

乳房温存療法が適応できないときに行われる手術の中での標準的な手術法が、非定型的乳房切除手術と呼ばれるものです。 長い間、大胸筋も小胸筋も切除するハルステッド手術が標準治療(定型的乳房切除手術)であった ...

乳房温存療法でリンパ節の手術は必要か

人体には血管とは別に、体液の流れであるリンパ管のルートがあります。 リンパ管も血管と同様に全身に張りめぐらされていますが、体の要所要所にあるリンパ節で細菌やウイルスなどの有害物や老廃物をキャッチして排 ...

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