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がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年04月 」 一覧

再発・転移した乳がんの治療

乳がんは、全身病であるがゆえに、再発のリスクも決して低くありません。 初期手術後の補助療法の進歩でずいぶん再発や転移を抑えられるようになりましたが、それでも防ぎきれないのが実情です。乳がんの再発は、治 ...

乳がんで使われる新しい薬「分子標的治療薬」と副作用

抗がん剤が細胞の遺伝子に作用して、がん細胞を殺すのに対し、がん細胞の特徴や目印に分子レベルでねらいをつけて攻撃するのが、分子標的治療薬です。 乳がんの場合、手術後の化学療法にて使われているのは、トラス ...

乳がんのホルモン治療の副作用と対策

抗がん剤に比べれば副作用が少ないとはいえ、ホルモン療法剤にも副作用がないわけではありません。 エストロゲンの作用を人工的に抑えてしまうのがホルモン療法です。そのため、ホットフラッシュや骨そしょう症、関 ...

進化する乳がんのホルモン療法

化学療法を別にすると、ホルモン療法では、閉経前はタモキシフェンという薬を使うのが基本です。 それで効果が不十分ならば、LH-RHアゴニスト製剤というタイプの薬を加え、閉経後はアロマターゼ阻害薬が中心に ...

乳がんのホルモン治療薬「アロマターゼ阻害薬」とアナストロゾール

近年、乳がんのホルモン療法で注目されているのがこのアロマターゼ阻害薬です。 閉経後は、脂肪細胞でアンドロゲンがエストロゲンに変換されますが、このとき変換に働くのがアロマターゼという酵素です。この酵素の ...

乳がんのホルモン治療薬「LH-RHアゴニスト製剤」とリュープロレリン

エストロゲンの分泌は、まず脳の指令からはじまります。 脳の視床下部というところからLH-RH(性腺刺激ホルモン抽出ホルモン)が分泌され、その刺激によって脳下垂体からゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)が ...

乳がんのホルモン治療薬「抗エスト口ゲン剤」とタモキシフェン

ホルモンは、細胞にある受容体と結合してその作用を発揮します。 このホルモンと受容体は鍵と鍵穴のような関係にあります。エストロゲンも、エストロゲン専用の受容体と結合して、初めてホルモンとしての作用を発揮 ...

乳がんのホルモン療法はどのように行われるのか

乳がんの薬物療法で、1番の特徴はホルモン療法の存在です。 乳がんの60~7O%はホルモンの刺激で増加するホルモン依存性のがんです。こうしたがんにはホルモンの働きを抑えるホルモン療法が有効です。これは、 ...

乳がん手術後に行われる治療「術後補助療法」とは

乳管から外にがん細胞が出れば、リンパや血液の流れに乗って、がんの芽は全身を巡るようになります。 乳房温存療法でも乳房切除術でも、手術でがんの病巣をきれいに取っても、まだがんの芽は全身に残っていると考え ...

乳がんの手術前に行われる化学療法

乳がんの手術前に行われる化学療法(術前化学療法)には、主に、2つの目的があります。 1.大きすぎて乳房温存療法の適応にならない乳がんを小さくして、乳房温存療法に持ち込む。 2.手術後の術後補助療法を効 ...

乳がんの薬を使った治療

手術は、がんの病巣という局所に対する治療法です。 これに対し、薬物療法は全身に作用する治療法です。そして、今、がん治療で最も進化しているのが薬物療法です。これまで、がんの薬物療法といえば抗がん剤による ...

乳がん手術後のリンパ浮腫を予防するリハビリ

乳がんの手術後は、多かれ少なかれ、手術前とは違う違和感を感じることになります。 乳房温存療法を行い、わきの下のリンパ節郭清もしなかったという場合には、多少つっぱり感などはあっても、軽い運動をしたり日常 ...

自分の組織を移植して乳房再建を行う方法

ハルステッド法などで、胸の筋肉も乳房と一緒に切除した場合、あるいは、胸の皮膚が放射線の影響で、かたくなり伸ばすことが難しい場合や、皮膚が不足しているといった場合には、自分の組織を使って乳房を再建する方 ...

人工物による乳房再建方法とは

人工物による乳房再建は、乳房だけの再建になるので、胸の筋肉が残されていることが前提になります。 人工物を使った乳房再建には、1回の手術で人工物を胸に挿入する「単純人工乳房挿入法」と、1度目の手術で組織 ...

乳房再建手術の方法と保険適用について

乳がんの治療は、がんを摘出するだけではなく、失われた乳房を再建して完成するものという考え方が、欧米では普通になっています。 乳房再建の技術も進み、アメリカでは無理に乳房温存療法を行うより、乳房切除術と ...

内視鏡による乳がんの手術

乳房温存療法ができない場合、乳房を切除することになります。 今は、肋骨が浮き出るような手術は少なくなったとはいえもとに近い乳房を残したいと思う女性は少なくないはずです。そこで、1つの方法として内視鏡を ...

乳がんで乳房を全摘出する手術とは

乳がんで乳房温存療法ができない場合は、乳房全体を切除する乳房切除術が行われます。 ■手術の方法 乳房切除術にもいくつかの方法があります。1番シンプルなのは「単純乳房切除術」といって、乳房だけを切除する ...

乳がんの術後補助療法とは?

術後補助療法とは、手術後に再発予防を目的に行われる治療です。 1.リンパ節転移がある場合、 2.リンパ節転移がなくても再発リスクがあると 判定された人は、術後補助療法を受けます。 ホルモン療法が効くが ...

乳房温存できる乳がんの条件

乳がん治療のガイドラインでは、リンパ節転移の有無にかかわらず、3cm以下の乳がんが乳房温存療法の適応とされています。しかし、がんの大きさはそれほど厳密なものではありません。 がんを切除しても乳房が大き ...

乳がんと放射線治療

乳房温存手術を終えて2週間ほどたつと、傷口も治って腕を動かすこともできるようになります。このころから、放射線治療がはじまります。 照射するのは、がんを摘出した側の乳房です。そこに弱い放射線を照射します ...

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