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がんと闘うために

「 ktsteavensの記事 」 一覧

乳がんのホルモン療法と更年期障害

ホルモン療法により女性ホルモンが少なくなると、個人差はありますが、ホットフラッシュや気分の落ち込みなどの更年期障害に悩まされることがあります。 皮膚の血流が増えて、体温調整がうまくできなくなり、発汗、 ...

乳がんの分子標的薬トラスツマブ(ハーセプチン)の効果

がん細胞は正常な細胞と異なり、無秩序に増殖していきます。 その増殖の指令を伝達する分子の経路を、ピンポイントで攻撃して断ち切り、がん細胞を死滅させる薬剤が「分子標的治療」です。従来の抗がん剤はがん細胞 ...

乳がんに使われる抗がん剤の主な副作用

乳がんの治療では、術前化学療法でも術後化学療法でも1剤のみの抗がん剤を使うことはほとんどなく、多剤併用といって作用の異なる抗がん剤を2、3種類併せて使用する方法が標準治療です。 副作用について代表的な ...

乳がんに使われる抗がん剤の種類と特徴

現在、乳がんの標準治療で使われている抗がん剤はこちらのとおりです。 ■アンスラサイクリン系薬剤 抗がん性抗生物質の1つで、DNA合成阻害剤です。乳がん治療に最もよく使用されています。アドリアマイシン( ...

手術前に抗がん剤をする乳がん

術前化学療法(手術前に抗がん剤をする治療法)は1980年代にまず「局所進行乳がん」の患者を対象に行われました。 局所進行乳がんは、がんが皮膚表面に露出したり、胸の筋肉や肋骨など胸壁まで達していたり、脇 ...

乳がんに対する抗がん剤の効果は?

抗がん剤は、患者の乳がんの状況に応じて、 1.術前化学療法 2.術後化学療法 3.転移・再発後抗がん剤 の3つの場合に用いられます。 大きなポイントは手術の前か後、どちらで抗がん剤を使うかにあります。 ...

HER2タンパク・HER2の陽性陰性とは

HER2とは「ヒト表皮成長因子受容体2型」という、がん細胞の表面にはえたアンテナのような形のタンパク質の略称です。 乳がんの患者さんの4人に1人の割合で、このタンパク質が存在し、がんの増殖を促している ...

乳がんのホルモン療法の副作用について

ホルモン療法による副作用は、女性ホルモンが作用する体の機能を乱すことが原因です。 主な作用の部位は、子宮や膣の女性生殖器、骨、そして脳うつ状態になるなどの精神的影響です。 すべてに共通した副作用として ...

乳がんのホルモン療法の進め方と投与期間

乳がんの薬物療法は、世界中の臨床試験の結果を基に投与期間や投与法が決められています。 しかし、似たような臨床試験でも異なる結果が出たり、臨床試験に参加された患者さんの病状が違ったりして正反対の結果が出 ...

ホルモン感受性乳がんとホルモン療法に使われる薬剤名

手術で採った乳がん組織中のホルモン受容体(エスト口ゲン受容体とプロゲステロン受容体)を検査することにより、女性ホルモンに影響されやすい乳がんか、そうでない乳がんか、ということがある程度わかります。 女 ...

乳がんの化学療法は分子標的薬中心の時代に

細胞が生きて行くためにはさまざまな指令を伝達する分子の経路(交通網)が働いています。 がん細胞では、その伝達経路が過剰に働いていたり働かなかったりして、細胞の異常な埋殖に繋がっています。その伝達経路の ...

乳がんに抗がん剤が効くかどうかは効果予測因子が関係する

薬物療法(化学療法)を考える上で最も重要な点は、効果予測因子と言われる乳がんの性質を検討することです。 針生検や切除した手術標本を基に、効果予測因子を検討します。 次に薬物療法の種類の中で、どれを行う ...

新しい抗がん剤の開発

スーパーコンピューターを駆使し、薬物療法として有望な自然界の物質から新薬の候補を見つけたり、人工的な分子の構造式から新薬を開発したりして、ある病気の原因となる分子に対する効果を推定する時代になりました ...

乳がん治療における化学療法の位置づけと使われる薬

乳がんの手術が終ると、放射線療法で患部を照射した後は、薬物療法(化学療法)がスタートします。 乳がんは早期の段階でも、すでにがん細胞が血液中や骨髄中に存在することが証明されています。 ただし、そのよう ...

大腸がんになりやすい人と遺伝性の大腸がん

大腸がんの治療対象となる人の8割は、70代です。 これは、 (1)環境因子に長間さらされている (2)老化から異常細胞を生みやすい (3)免疫力が低下しているから、だといえます。 男女差はありませんが ...

がん患者にとってのホスピスとは

病院では、がんに関する治療の可能性が残されていれば、あらゆることをします。 切除ができなければ抗がん剤を使って少しでも腫瘍を小さくし、症状をやわらげることを考えます。一方、ホスピスでは身体的な苦痛(痛 ...

癌患者のQOL(生活の質)とは?日本と欧米との違い

80年代までのがん治療は「生きることが先決」でした。 治療の最終目標は、「いかに長く生きために治療を受けるか」つまり、たとえ排尿や排便、性機能に障害が出てしまっても、生きていればいいと考えられていまし ...

再発した癌にも抗がん剤は有効なのか

抗がん剤には、がん細胞のDNA(核)や細胞膜のたんぱく質に変性を与えたり、細胞の代謝を阻害したりして、がん細胞を殺してしまうという働きがあります。 がんの切除手術後、がんの再発を予防するために投与され ...

大腸がんでセカンドオピニオンを受けたほうがいいケース

大腸がんの場合、 (1)粘膜ポリープを切除して病理検査をしたところ、粘膜下層まで深く入り込んだ(浸潤した)がんと診断された。医師から、リンパ節などに転移の可能性があるため、開腹手術を勧められたという場 ...

大腸がんの検査結果で患者が聞いておくべきこと

■病気の進行状況 早期がんか、進行がんか、厳密なことは病理組織検査をしないとわかりませんが、手術前の検査段階のわかる範囲で、進行度を客観的なデータで示してもらいましょう。 ■治療法 一般的には、どうい ...

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