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がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年05月 」 一覧

抗がん剤が効く卵巣がんと効きにくい卵巣がん

卵巣がんには抗がん剤が効きやすいタイプと効きにくいタイプがあります。 卵巣がんの組織型は漿液性腺がん、粘液性腺がん、類内膜腺がん、明細胞腺がんに分類されますが、効きやすいのは漿液性腺がんと類内膜腺がん ...

進行卵巣がんの手術のポイントとは

卵巣がん手術の基本術式では、開腹して単純子宮全摘出術および両側付属器摘出術、大綱切除術を行います。 腹腔内に播種(がん細胞がばらまかれたようにある状態)があれば、播種病巣をなるべく切除するために腫瘍減 ...

卵巣がんと遺伝の関係

家族内に乳がんか卵巣がんの人がいる女性は、乳がん・卵巣がんの発症危険率が3~5倍高いとされてきました。 遺伝的発症が高いため研究が進み、原因遺伝子としてBRCA1、BRCA2遺伝子が発見されました。欧 ...

卵巣がんの温存手術と妊娠の可能性

卵巣がんの手術では、両側の卵巣・卵管、子宮、大綱を摘出し、必要に応じて腹膜の一部を切除したり、リンパ節を摘出したりします。 このため術後の妊娠・出産は不可能になります。ただし、一定の条件を満たせば、片 ...

卵巣がんの進行の早さと症状について

卵巣がんには、成長速度が早いものと遅いものがあります。 成長が早いタイプは半年ごとの検診でも早期に発見できない可能性が指摘されています。やっかいなことに、卵巣がんでもっとも頻度の高い漿液性腺がんが、そ ...

卵巣がんの特徴とタイプ

卵巣がんの発生率は、40代から増加し、50代前半でピークを迎えます。 発生数はおだやかな増加傾向にあります。卵巣がんの発生と、強い関連性を示す要因ははっきりとはわかっていません。複数の要因がさまざまな ...

子宮体がんにおける子宮温存手術

2013/05/06   -子宮がん
 

標準治療では子宮体がんで子宮を温存する治療を選ぶのは、子宮体がんの0期もしくは1a期で、子宮を摘出しないで残したいと強く希望する場合に限られています。 この場合、黄体ホルモンの働きのある経口内服剤と、 ...

閉経後の不正出血は子宮体がんの症状かも

子宮体がんの発生頻度は、閉経前より閉経後のほうが高くなります。 子宮内膜が増殖する状態が続くと、子宮体がんが発生しやすくなるのです。閉経前なら子宮内膜は月経時に子宮の筋肉からはがれるので、月経が順調な ...

放射線治療が効きにくい子宮体がん

組織型でみると子宮体がんの90%は腺がんであり、放射線治療が効きにくいタイプだといえます。 子宮頸がんに扁平上皮がんが多く、放射線治療がよく効くのと対照的です。子宮体がんでは扁平上皮がんはまれで、腺が ...

体質に関係の深い子宮体がんの原因

子宮頸がんが性体験やウイルス感染など外的因子と関係が深いのに対して、子宮体がんは食生活や体質、女性ホルモンの影響など、内的因子と関係が深いとされています。 子宮体がんの危険因子としては、肥満、高脂肪・ ...

子宮体がんのタイプと初期症状

子宮体がんは生物学的に大きく分けると2つのタイプがあります。 ひとつは閉経後の高齢者に多くみられる分化度の低いがんです。がんは一般的に分化度が低いほうが悪性度は高いと考えられています。もうひとつは、前 ...

早期子宮頸がんの治療方法とは

子宮頸がんは、0期ないし1a期の早期であれば、子宮を摘出しないで治療することができます。 0期の上皮内がんに対しては、頸部円錐切除やレーザー蒸散法などで頸部の正常部分を温存して治療を進めます。頸部は妊 ...

子宮頸がんの進行期(ステージ)の診断

子宮体がんや卵巣がんでは、手術で摘出した標本を病理検査で検討して進行期(ステージ)を決定します。 一方、子宮頸がんの進行期の分類は冶療前に行うため、多少正確性に欠けます。子宮頸がんは手術でも、放射線治 ...

子宮頸がんの細胞診「異形成」とは

子宮頸部の細胞診で、軽度・中等度異形成と診断された場合は、治療の対象にはならず、3~9カ月ごとに外来で細胞診、組織診の検査を行います。異形成は、程度がよくなる傾向のほうが高いので、その方針をとります。 ...

子宮頸がんの 「クラス3」と「3期」との違い

「子宮頸がん検診で3期と言われた」という場合、かん違いに注意が必要です。 細胞診で異常が見つかったと言われて頭が真っ白になり、かろうじて「3」という数字だけが耳に残ることもあります。そもそも、検診でが ...

子宮頸がんの細胞診の方法

がんの確定診断に必要な検査のひとつに細胞を詳しく検査する細胞診があります。 そのために子宮頸部の細胞を綿棒などでこすって取るときには、ほとんど痛みはありません。このときに痛みを感じる場合は、検査の際に ...

子宮頸がんの腺がんと扁平上皮がん

子宮頸がんの組織型は、腺がんと扁平上皮がんに大きく分類されます。 組織を唇で例えると、外側はかさかさした皮膚の部分、内側はぬるぬるしている粘膜の部分です。イメージとしては皮膚の部分ががん化したのが扁平 ...

子宮頸がんの症状と進行

子宮の下のほう、膣に続いている細長い部分を子宮頸部といいます。 子宮頸がんは、膣から頸部への入口(外子宮口)に多く発生します。がん検診の導入によって早期発見が多くなり、死亡率は減少しています。発症する ...

がんが転移すれば命を落とすのか?

転移が必ずしも生命の危険を意味するとは限りません。 確かに、転移が生命維持に直接関与している臓器の機能を妨げるような状況を引き起こせば、生命の危険は高くなります。胸水がたまって肺を圧迫した呼吸困難の状 ...

子宮がんにおけるリンパ生検

がんの転移が疑われるリンパ節を採取して、転移の有無を検査することをサンプリング(リンパ節生検)といいますが、これはリンパ節の一部を削り取ることではありません。 リンパ節は、脂肪組織と一緒に血管の周りに ...

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