自分や家族が癌になったら・・・。癌(がん)と正しく闘い、治療を成功させるための情報サイトです。

がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年05月 」 一覧

分子標的薬の副作用

分子標的薬は、細胞増殖因子(鍵)とその受容体(鍵穴)、または増殖因子と受容体がくっついたという情報を細胞の核に伝える伝令をターゲットにしています。 正常細胞を損なう可能性が低く、副作用の軽減が期待され ...

がん治療に使われる分子標的薬の種類

分子標的薬には、以下の種類があります。 ■細胞周期調節剤 これは「細胞周期回転」を標的にするものです。がん細胞は分裂・増殖が早いという特徴があります。細胞周期回転とは、がん細胞が増えていく過程のことで ...

がんの分子標的薬とは

化学療法は、がん細胞に対して殺細胞効果を持つ抗がん剤での治療が中心です。 新しい抗がん剤の開発や他の抗がん剤との組み合わせ、投与時期の工夫により、高い効果が期待できます。しかし、その効果はがん細胞だけ ...

抗がん剤の効くがんと効かないがん(婦人科がん)

婦人科がんは、抗がん剤治療による効果の違いによってA群~D群の4つに分類されています。 A群の絨毛がん、胚細胞腫瘍にはよく効き、抗がん剤治療のみで治癒が期待できます。副作用も強く現れる傾向にあるのです ...

副作用「下痢」を起こしやすい抗がん剤と対策

抗かん剤により、腸の運動か活発になりすぎて、腸内容の水分を吸収する腸の粘膜の働きが不十分になり、下痢が起こります。 投与後、24時間以内に出現する早発性の下痢と、4時間以降の遅発性の下痢があります。対 ...

副作用「吐き気」を起こしやすい抗がん剤

抗がん剤によって脳の延髄にある嘔吐中枢が刺激されたり、小腸から遊離したセロトニンか原因となって吐き気が起こります。 投与開始後24時間以内に起こる急性期と、24時間以降に出現する遅延性に分類されます。 ...

抗がん剤の副作用「骨髄抑制」の対策

血液成分をつくる骨髄細胞は抗がん剤の影響を受けやすく、正常な白血球、赤血球、血小板が減少してしまう骨髄抑制が起きます。 対策としては、感染予防に十分留意し、白血球減少にはその回復を促進する造血因子(G ...

若いほどがんの進行が早いわけではない

若い人のがんは進行が早く、高齢者のがんは進行が遅いなどと言われているようですが、一概には言えません。 逆に、増殖速度の早いがんは高齢者に多くみられます。進行の早い未分化がんや癌肉腫などは、高齢者のほう ...

診断や治療法に不安があったらセカンドオピニオンを

セカンドオピニオンの目的は、治療にあたって別の専門医の意見を聞くことです。 患者みずからがセカンドオピニオンを求めに行くだけでなく、主治医からすすめられる場合もあります。その際には漠然と受けるのではな ...

子宮がんの治療ガイドラインとは

「治療ガイドライン」とは、専門医がそれぞれの病気に関して現時点での適正な標準治療法を「科学的根拠」に基づいてまとめ上げたものです。 このガイドラインには、病態ごとに標準的な治療が示されていますが、この ...

がんの手術は拡大手術から合併症の少ない縮小手術へ

かつては、手術範囲を拡大するあまり、術後の合併症が多く起こっていました。 再発は起きにくいのですが、QOL(Quality of Life)の低下が顕著だったのです。そうした状況を反省し、拡大手術の長 ...

子宮がんの手術方法は4通りある

子宮がんには次の通り大きくわけて4通りの手術方法があります。 ・子宮頸部円錐切除術 子宮頸部の初期がんが疑われたときは、膣から挿入した器具で、頸部を円錐状に切除して顕微鏡で観察します。この子宮頸部円錐 ...

卵巣がんの検査の流れ

卵巣は腹腔内の小さな臓器です。 通常、がんの診断のために腹部や膣から針を刺して細胞や組織を採取することは行いません。その代わりに、血液検査と画像検査を行い、いろいろな角度から悪性かどうかを推測します。 ...

子宮体がんの検査の流れ

子宮体がんが疑われるときは、問診、内診のあと、経膣超音波(エコー)検査で子宮内膜の厚みを計測します。 閉経前は子宮内膜の厚みは月経周期に応じて変化しますが、閉経後は子宮内膜が萎縮して薄くなります。年齢 ...

子宮頸がんの検査の流れ

問診・内診に続く、子宮頸がんの細胞診(パップスメア検査)では、頸部の表面を綿棒などでこすって細胞を採取し、顕微鏡で見て検査します。 そのあと、コルポスコープ(膣拡大鏡)を使って頸部を観察し、病変が疑わ ...

子宮がんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」がある

2013/05/02   -子宮がん
 

子宮がんには、子宮頸部にできた子宮頸がんと、子宮体部にできた子宮体がんがあります。 同じ子宮から発生するがんですが、がんの種類、がんの広がる方向、治療法が異なるので、2つに分けています。外来での検査に ...

焦げた部分は発癌物質なのか?

魚や肉を焼いて焦がすと、細菌などに突然変異を引き起こす物質が生じることが、最近明らかになってきました。 この焼け焦げに含まれる発がん物質は、調理温度が高く、調理時間が長くなるほど量が増え、特に、肉や魚 ...

がんの再発予防に役立つビタミンと食品

ビタミン類は、人間のからだにとって「潤滑油」のようなものです。 なかでも、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEには、発がんを防ぐ働きもあることが知られています。また、野菜などに含まれる繊維質にも、同じよ ...

肺がん患者に対する緩和ケアとは

緩和ケアとはがん患者さんの苦痛をやわらげる治療です。この場合には、がんに対する直接の治療は行いません。 がんの進行による激しい痛みや呼吸困難などの症状をやわらげて、少しでも楽に、残された限られた時間を ...

転移した肺がんの治療の進め方

肺にほかの臓器から転移してきたがんを「転移性肺腫瘍」と呼びます。腫瘍はすべてのできものをさします。がんでなくても肉腫や中皮腫も腫瘍の仲間です。 がんが最初にできた場所(原発巣)と違うところでがんが増え ...

Copyright© がんと闘うために , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.