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がんと闘うために

「乳がん」 一覧

乳がんの脳転移時の抗がん剤治療と放射線治療

脳と脊髄は特別な関門によって、外部からの細菌の侵入から守られています(「脳脊髄関門」と呼びます)。この脳脊髄関門によって、脳転移に対する薬物療法は今までほとんど無効でした。 脳転移については全脳照射と ...

乳がんの骨転移の抗がん剤治療と放射線治療

乳がんの遠隔転移は、骨、肺、肝臓、脳など、乳房から離れた臓器に起こります。 骨転移を起こした場合、薬物療法と併せてビスホスホネート製剤であるゾレドロネート(商標名「ゾメタ」)を投与します。 椎体や骨盤 ...

転移・再発乳がんの薬物療法の進め方と使われる薬の名前

転移・再発乳がんの治療は、転移した部位とがんの性質によって考えます。 また、もし薬物療法が効いた場合は、なるべく長くその薬を続けることになりますから、なるべく副作用が少ない治療から始めた方がよいといえ ...

転移・再発乳がんの抗がん剤治療の目的

「0期からⅢ期までの乳がん」は、集学的治療によって完治を目指します。 しかし、転移・再発した乳がんは、薬物療法によって病気の進行を遅らせることが最大の目的になります。薬物療法は、抗がん剤、ホルモン療法 ...

乳がんの再発と転移しやすい部位

乳がんの再発・転移は、体の部位によって分けられます。 局所再発とは、手術した側の乳房や胸壁や皮膚や腋窩や鎖骨の近くのリンパ節の再発のことです。遠隔転移とは、骨、肺、肝臓、脳、卵巣などの乳房から離れた臓 ...

乳がん手術後(初期治療後)の検査の時期

米国臨床腫瘍学会(ASCO)の手術後の経過観察に関するガイドラインでは、転移を早期発見することを包的として各種画像診断や腫瘍マーカー等を頻繁に行ったとしても、根拠不十分で、推奨されないとしています。 ...

乳がんのホルモン療法と更年期障害

ホルモン療法により女性ホルモンが少なくなると、個人差はありますが、ホットフラッシュや気分の落ち込みなどの更年期障害に悩まされることがあります。 皮膚の血流が増えて、体温調整がうまくできなくなり、発汗、 ...

乳がんの分子標的薬トラスツマブ(ハーセプチン)の効果

がん細胞は正常な細胞と異なり、無秩序に増殖していきます。 その増殖の指令を伝達する分子の経路を、ピンポイントで攻撃して断ち切り、がん細胞を死滅させる薬剤が「分子標的治療」です。従来の抗がん剤はがん細胞 ...

乳がんに使われる抗がん剤の主な副作用

乳がんの治療では、術前化学療法でも術後化学療法でも1剤のみの抗がん剤を使うことはほとんどなく、多剤併用といって作用の異なる抗がん剤を2、3種類併せて使用する方法が標準治療です。 副作用について代表的な ...

乳がんに使われる抗がん剤の種類と特徴

現在、乳がんの標準治療で使われている抗がん剤はこちらのとおりです。 ■アンスラサイクリン系薬剤 抗がん性抗生物質の1つで、DNA合成阻害剤です。乳がん治療に最もよく使用されています。アドリアマイシン( ...

手術前に抗がん剤をする乳がん

術前化学療法(手術前に抗がん剤をする治療法)は1980年代にまず「局所進行乳がん」の患者を対象に行われました。 局所進行乳がんは、がんが皮膚表面に露出したり、胸の筋肉や肋骨など胸壁まで達していたり、脇 ...

乳がんに対する抗がん剤の効果は?

抗がん剤は、患者の乳がんの状況に応じて、 1.術前化学療法 2.術後化学療法 3.転移・再発後抗がん剤 の3つの場合に用いられます。 大きなポイントは手術の前か後、どちらで抗がん剤を使うかにあります。 ...

HER2タンパク・HER2の陽性陰性とは

HER2とは「ヒト表皮成長因子受容体2型」という、がん細胞の表面にはえたアンテナのような形のタンパク質の略称です。 乳がんの患者さんの4人に1人の割合で、このタンパク質が存在し、がんの増殖を促している ...

乳がんのホルモン療法の副作用について

ホルモン療法による副作用は、女性ホルモンが作用する体の機能を乱すことが原因です。 主な作用の部位は、子宮や膣の女性生殖器、骨、そして脳うつ状態になるなどの精神的影響です。 すべてに共通した副作用として ...

乳がんのホルモン療法の進め方と投与期間

乳がんの薬物療法は、世界中の臨床試験の結果を基に投与期間や投与法が決められています。 しかし、似たような臨床試験でも異なる結果が出たり、臨床試験に参加された患者さんの病状が違ったりして正反対の結果が出 ...

ホルモン感受性乳がんとホルモン療法に使われる薬剤名

手術で採った乳がん組織中のホルモン受容体(エスト口ゲン受容体とプロゲステロン受容体)を検査することにより、女性ホルモンに影響されやすい乳がんか、そうでない乳がんか、ということがある程度わかります。 女 ...

乳がんの化学療法は分子標的薬中心の時代に

細胞が生きて行くためにはさまざまな指令を伝達する分子の経路(交通網)が働いています。 がん細胞では、その伝達経路が過剰に働いていたり働かなかったりして、細胞の異常な埋殖に繋がっています。その伝達経路の ...

乳がんに抗がん剤が効くかどうかは効果予測因子が関係する

薬物療法(化学療法)を考える上で最も重要な点は、効果予測因子と言われる乳がんの性質を検討することです。 針生検や切除した手術標本を基に、効果予測因子を検討します。 次に薬物療法の種類の中で、どれを行う ...

乳がん治療における化学療法の位置づけと使われる薬

乳がんの手術が終ると、放射線療法で患部を照射した後は、薬物療法(化学療法)がスタートします。 乳がんは早期の段階でも、すでにがん細胞が血液中や骨髄中に存在することが証明されています。 ただし、そのよう ...

骨転移・脳転移した乳がんに対する放射線療法

乳がんが臓器に転移した場合に行われる放射線療法の代表格は、骨転移と脳転移への放射線治療です。 骨転移に対して放射線治療は、疼痛(痛み)の改善に有効です。また、脳転移は抗がん剤やホルモン剤は効かないので ...

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