「 ktsteavensの記事 」 一覧
子宮摘出後の骨盤内の空間はは腸が埋める
子宮がんによる「子宮摘出後のお腹の中はどうなるか?」について、答えは「子宮摘出後の骨盤内のスペースは腸で埋まる」です。 もともと子宮や卵巣があった空間は、仕切られているわけではないので、直腸や大腸・小 ...
子宮がん初回治療(手術)後の経過観察と定期検診
初回治療後には定期的な経過観察が外来で行われます。 その目的は、再発の早期発見と術後合併症の予防と対策、医師と患者との信頼関係を維持することです。実は、再発の早期発見に関する方法論は標準化されていませ ...
広汎子宮全摘出術後の排尿障害
2013/05/08
-子宮がん
広汎子宮全摘出術後の排尿障害
子宮がんにおける広汎子宮全摘出術の場合、術後一時的に尿が出にくい時期があります。 しかし、だんだん尿を出せるようになり、術後3週間後には、多くの人が尿を出し切るまでに回復します。尿が出にくい時期には尿 ...
子宮頸がん治療による頸管の狭窄
2013/05/08
-子宮がん
子宮頸がん頸管の狭窄
子宮頸がんでは、頸部円錐切除、レーザー蒸散、放射線治療により、頸管狭窄が非常に起こりやすくなります。 頸管は、頸部の内側にある体部へ通じる経路です。この経路が狭くなると、体部の出血や分泌物が体部にたま ...
子宮がん手術後の肺塞栓症とは
2013/05/08
-子宮がん
子宮がん手術後の肺塞栓症
術後に起こり得る疾患として肺塞栓症があります。 肺塞栓症は、おもに下肢静脈、骨盤腔内静脈に存在した血栓がはく離し、肺動脈を閉塞し、肺循環障害を引き起こす疾患です。発症後1時間以内の死亡率が約10%と高 ...
子宮がんリンパ節郭清に関する合併症
2013/05/08
-子宮がん
リンパ節郭清に関する合併症
リンパ節廓清による合併症、または関連する症状は以下のとおりです。 ①リンパ嚢腫 リンパ節郭清を終えたあとは、腹部の傷から離れた場所から骨盤の深いところまで、ドレーンを入れます。リンパ節郭清によって骨盤 ...
子宮・卵巣がんの手術による合併症
子宮・卵巣がんの手術では腹部の切開が下腹部だけでなく、へそよりも上におよび、長くなるため、腹壁の傷に関連して以下の合併症が起こる可能性があります。 ①傷の感染 へそ上までの長い傷、皮下脂肪が厚い、術中 ...
子宮・卵巣がんの再発・転移する確率
子宮がん、卵巣がんの再発・転移率は、治療開始時のがんの進行期によって異なります。 ■進行期が1~2期の場合 診療開始後1年以内よりも、開始後1~3年の間に再発してくることが多い傾向にあります。ただし、 ...
ホルモン補充療法(HRT)とは
2013/05/08
-卵巣がん
ホルモン補充療法(HRT)
卵巣を摘出したり放射線治療をすることで卵巣機能が失われると、卵巣欠落症状という更年期障害に似た症状が現れやすくなります。 この症状をやわらげる治療法のひとつが、ホルモン補充療法(HRT:Hormone ...
卵巣がんの手術をすると女性ホルモンはなくなるのか?
2013/05/08
-卵巣がん
卵巣がんの手術と女性ホルモン
女性ホルモンは子宮ではなく卵巣で作られ、分泌されます。 片側の卵巣が残れば、そこから排卵し、女性ホルモン分泌も低下しません。片側の卵巣が残れば、排卵は1カ月おきになると考えられがちですが、脳下垂体から ...
がんの治療で閉経した場合の症状
外科的な治療により早発閉経した場合に起こる変化を出現時期で分類すると、以下のようになります。 ■術後半年以内→のぼせ、ほてり、肩こり、不眠など 術後1カ月もすると、上半身熱感、発汗などが起こります。こ ...
がんの治療と女性ホルモンの減少
2013/05/08
-子宮がん
がんの治療と女性ホルモン
がんの治療で、閉経前に両側の卵巣を摘出すると、女性ホルモンの急速な減少が起こり体に変化が現れます。 おもに子宮体がん(1b期以上)、卵巣がんの手術をした人などが該当します。平均的な閉経年齢は51~52 ...
抗がん剤が効く卵巣がんと効きにくい卵巣がん
2013/05/08
-卵巣がん
抗がん剤が効く卵巣がん
卵巣がんには抗がん剤が効きやすいタイプと効きにくいタイプがあります。 卵巣がんの組織型は漿液性腺がん、粘液性腺がん、類内膜腺がん、明細胞腺がんに分類されますが、効きやすいのは漿液性腺がんと類内膜腺がん ...
進行卵巣がんの手術のポイントとは
卵巣がん手術の基本術式では、開腹して単純子宮全摘出術および両側付属器摘出術、大綱切除術を行います。 腹腔内に播種(がん細胞がばらまかれたようにある状態)があれば、播種病巣をなるべく切除するために腫瘍減 ...
卵巣がんと遺伝の関係
家族内に乳がんか卵巣がんの人がいる女性は、乳がん・卵巣がんの発症危険率が3~5倍高いとされてきました。 遺伝的発症が高いため研究が進み、原因遺伝子としてBRCA1、BRCA2遺伝子が発見されました。欧 ...
卵巣がんの温存手術と妊娠の可能性
2013/05/06
-卵巣がん
卵巣がんの手術と妊娠, 卵巣がんの温存手術
卵巣がんの手術では、両側の卵巣・卵管、子宮、大綱を摘出し、必要に応じて腹膜の一部を切除したり、リンパ節を摘出したりします。 このため術後の妊娠・出産は不可能になります。ただし、一定の条件を満たせば、片 ...
卵巣がんの進行の早さと症状について
2013/05/06
-卵巣がん
卵巣がんの進行の早さと症状
卵巣がんには、成長速度が早いものと遅いものがあります。 成長が早いタイプは半年ごとの検診でも早期に発見できない可能性が指摘されています。やっかいなことに、卵巣がんでもっとも頻度の高い漿液性腺がんが、そ ...
卵巣がんの特徴とタイプ
2013/05/06
-子宮がん
卵巣がんの特徴とタイプ
卵巣がんの発生率は、40代から増加し、50代前半でピークを迎えます。 発生数はおだやかな増加傾向にあります。卵巣がんの発生と、強い関連性を示す要因ははっきりとはわかっていません。複数の要因がさまざまな ...
子宮体がんにおける子宮温存手術
標準治療では子宮体がんで子宮を温存する治療を選ぶのは、子宮体がんの0期もしくは1a期で、子宮を摘出しないで残したいと強く希望する場合に限られています。 この場合、黄体ホルモンの働きのある経口内服剤と、 ...
閉経後の不正出血は子宮体がんの症状かも
子宮体がんの発生頻度は、閉経前より閉経後のほうが高くなります。 子宮内膜が増殖する状態が続くと、子宮体がんが発生しやすくなるのです。閉経前なら子宮内膜は月経時に子宮の筋肉からはがれるので、月経が順調な ...