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がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年05月 」 一覧

なぜがんで死ぬのか、がんはどのような病気なのか

がんは、他のどんな病気とも明らかに異なっています。 それは、単に全身が侵されるとか、治療が困難だとか、あるいは死亡率がきわめて高いなどの理由によるのではありません。たとえば、いまだにほとんど有効な治療 ...

がんの5年生存率とは

がんの治療を開始して5年以降の再発は少ないので、生命予後(いわゆる治癒)の指標として「5年生存率」が用いられます。 「5年生存率」は、治療を受けた患者をひとつのグループと考え、5年後に生存している患者 ...

卵巣がんで人工肛門を造設するケース

卵巣がんで、手術時に、卵巣腫瘍が周囲の腸管とがっちり癒着して摘出が困難と判断した場合は、腫瘍の一部の切除(生検)と進行期の確認にとどめます。 腸管の通過障害が早晩発生すると判断された場合は、人工肛門を ...

進行した子宮体がんの治療法とは

例えば肺に転移があり、4期と診断された子宮体がんの患者には、まず抗がん剤を投与することが検討されます。 肺に転移している病巣に抗がん剤がよく効いて、CT検査でも見えなくなる場合があります。子宮体部のが ...

子宮がんが再発した場合の治療法は

再発した場合、転移が1個か複数かで治療方針が異なります。 一般的には、転移が1個なら局所治療、複数なら抗がん剤による化学療法を選択します。局所治療には手術と放射線の2種類の治療があります。どちらの場合 ...

子宮癌の手術後に再発が起きやすい部位とは

再発が起きやすい部位は膣断端、骨盤内(膣断端周囲・骨盤側壁・仙骨前面・鼠径リンパ節)、腹腔内(腹膜播種・肝・脾・大動脈周囲リンパ節)、遠隔臓器(骨・肺・左鎖骨上窩リンパ節)です。再発のおよそ半数を局所 ...

子宮がんでリンパ節転移しやすい部位とは

リンパ液の流れは血液循環と平行しています。 子宮頸部のリンパ流は、外腸骨動脈と内腸骨動脈の分岐部に向かいます。そのため、子宮頸部のリンパ節転移は、この2本の動脈が作る三角形の中で起こります。一方、卵巣 ...

子宮がんの局所再発と遠隔転移

子宮がんの病巣を切除しても、また再発してくることがあります。 がんから2cm離れたところまで切除したのに、縫い合わせたところからまたがんが再発してくることがあります。これが局所再発です。 また、もとの ...

子宮摘出後の骨盤内の空間はは腸が埋める

子宮がんによる「子宮摘出後のお腹の中はどうなるか?」について、答えは「子宮摘出後の骨盤内のスペースは腸で埋まる」です。 もともと子宮や卵巣があった空間は、仕切られているわけではないので、直腸や大腸・小 ...

子宮がん初回治療(手術)後の経過観察と定期検診

初回治療後には定期的な経過観察が外来で行われます。 その目的は、再発の早期発見と術後合併症の予防と対策、医師と患者との信頼関係を維持することです。実は、再発の早期発見に関する方法論は標準化されていませ ...

広汎子宮全摘出術後の排尿障害

子宮がんにおける広汎子宮全摘出術の場合、術後一時的に尿が出にくい時期があります。 しかし、だんだん尿を出せるようになり、術後3週間後には、多くの人が尿を出し切るまでに回復します。尿が出にくい時期には尿 ...

子宮頸がん治療による頸管の狭窄

子宮頸がんでは、頸部円錐切除、レーザー蒸散、放射線治療により、頸管狭窄が非常に起こりやすくなります。 頸管は、頸部の内側にある体部へ通じる経路です。この経路が狭くなると、体部の出血や分泌物が体部にたま ...

子宮がん手術後の肺塞栓症とは

術後に起こり得る疾患として肺塞栓症があります。 肺塞栓症は、おもに下肢静脈、骨盤腔内静脈に存在した血栓がはく離し、肺動脈を閉塞し、肺循環障害を引き起こす疾患です。発症後1時間以内の死亡率が約10%と高 ...

子宮がんリンパ節郭清に関する合併症

リンパ節廓清による合併症、または関連する症状は以下のとおりです。 ①リンパ嚢腫 リンパ節郭清を終えたあとは、腹部の傷から離れた場所から骨盤の深いところまで、ドレーンを入れます。リンパ節郭清によって骨盤 ...

子宮・卵巣がんの手術による合併症

子宮・卵巣がんの手術では腹部の切開が下腹部だけでなく、へそよりも上におよび、長くなるため、腹壁の傷に関連して以下の合併症が起こる可能性があります。 ①傷の感染 へそ上までの長い傷、皮下脂肪が厚い、術中 ...

子宮・卵巣がんの再発・転移する確率

子宮がん、卵巣がんの再発・転移率は、治療開始時のがんの進行期によって異なります。 ■進行期が1~2期の場合 診療開始後1年以内よりも、開始後1~3年の間に再発してくることが多い傾向にあります。ただし、 ...

ホルモン補充療法(HRT)とは

卵巣を摘出したり放射線治療をすることで卵巣機能が失われると、卵巣欠落症状という更年期障害に似た症状が現れやすくなります。 この症状をやわらげる治療法のひとつが、ホルモン補充療法(HRT:Hormone ...

卵巣がんの手術をすると女性ホルモンはなくなるのか?

女性ホルモンは子宮ではなく卵巣で作られ、分泌されます。 片側の卵巣が残れば、そこから排卵し、女性ホルモン分泌も低下しません。片側の卵巣が残れば、排卵は1カ月おきになると考えられがちですが、脳下垂体から ...

がんの治療で閉経した場合の症状

外科的な治療により早発閉経した場合に起こる変化を出現時期で分類すると、以下のようになります。 ■術後半年以内→のぼせ、ほてり、肩こり、不眠など 術後1カ月もすると、上半身熱感、発汗などが起こります。こ ...

がんの治療と女性ホルモンの減少

がんの治療で、閉経前に両側の卵巣を摘出すると、女性ホルモンの急速な減少が起こり体に変化が現れます。 おもに子宮体がん(1b期以上)、卵巣がんの手術をした人などが該当します。平均的な閉経年齢は51~52 ...

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